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[スイス/米国]
WBCSDとIBMら4社、環境関連特許公開のための「エコ・パテントコモンズ」を設立
環境へのさらなる貢献やイノベーションの創出を目指す知財共有プロジェクト
(2008年01月15日)
スイス・ジュネーブに本拠を置くWBCSD(The World Business Council for Sustainable Development:持続可能な開発のための世界経済人会議)は1月14日、IBM、Nokia、Pitney Bowes、ソニーとの協力により、環境関連特許の公開に関するイニシアチブ「エコ・パテントコモンズ(Eco-Patent Commons)」を設立したと発表した。
エコ・パテントコモンズは、企業・組織が地球環境の保護に貢献する特許を開放し、共有資産として活用するためのイニシアチブ/ポートフォリオである。同イニシアチブでは、1つ以上の特許を開放するすべての個人と企業に対してメンバーの資格が与えられる。なお、どの特許を開放するかの選択と申請は各企業・団体の判断に委ねられるという。
WBCSDの議長を務めるビョルン・スティグソン(Bjorn Stigson)氏は、エコ・パテントコモンズについて、以下のようなコメントを発表している。
「エコ・パテントコモンズは、持続的な開発を支援するイノベーションやソリューションを共有することによって、ビジネスに変化をもたらす重要な主導的機会を提供する。また、企業・組織に共通の利益がある分野を特定し、新しい関係を築く機会を提供することによって、特許で保護された技術やその他の分野において、さらに開発が推し進められるようにする」
IBMによると、エコ・パテントコモンズに開放された特許には、環境問題に焦点をあてたもの、環境保全にプラスの効果をもたらす製造/ビジネス・プロセスの革新手法が含まれているという。同社は具体例として、有害廃棄物発生の削減に関する特許、省エネ・節水効果をもたらす製造プロセスに関する特許、燃料消費量削減効果をもたらす購買/物流ソリューションに関する特許などを挙げている。
IBMは、これらの環境関連特許の利用が可能になることにより、研究者、起業家、業種や規模を問わないあらゆる企業が、環境の保護や尊重につながるような消費者向け/産業向けの製品/プロセス/サービスの創出、適用、開発を促進していくとしている。
エコ・パテントコモンズの概要や活動状況は、WBCSDのWebサイト内に開設された同イニシアチブのWebページで公開されている。
| WBCSDのエコ・パテントコモンズのWebページ(http://www.wbcsd.org/web/epc/) |
(Computerworld.jp)
- WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)
- http://www.wbcsd.org/
- WBCSDのエコ・パテントコモンズのWebページ
- http://www.wbcsd.org/web/epc/
- WBCSDのエコ・パテントコモンズ設立に関するプレス・リリース
- http://www.wbcsd.org/plugins/DocSearch/details.asp?type=DocDet&ObjectId=Mjc5OTk
- 米国IBM
- http://www.ibm.com/
- Nokia(フィンランド)
- http://www.nokia.com/
- 米国Pitney Bowes
- http://www.pb.com/
- ソニー
- http://www.sony.co.jp/
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