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[米国]
ブロケード、30億ドルでファウンドリーを買収
“守備範囲”の拡大で、シスコに真っ向勝負を挑む
(2008年07月23日)
ストレージ・ネットワーキング・ベンダーの米国Brocade Communications Systemsは7月21日、大規模企業向けLANベンダーの米国Foundry Networksを約30億ドルで買収すると発表した。
Stephen Lawson
IDG News Serviceサンフランシスコ支局
Foundryの買収によりBrocadeは、インターネットからWAN、LAN、データセンターに至るまでフルラインのネットワーク製品がそろうことになる。同社では、「大規模企業とサービス・プロバイダー向けのネットワーク機器ベンダーとして、トップの座を目指す」とコメントしている。
Brocadeによると、買収はすでに両社の役員会で承認済みであり、BrocadeはFoundryの株式1株に対し、18ドル50セントの現金と自社株の約10分の1、つまりFoundryの1株に対して合計19ドル25セントを支払うという。買収資金には、両社の現金と借り入れによる資金調達15億ドルを充てる。なお、買収手続きは2008年末までに完了する見込みだ。
一般的にデータセンターと大規模企業向けLANは、異なるネットワーク技術を用いて構築され、現在標準化が進められているFCoE(Fibre Channel over Ethernet)を用いてEthernetに集約されると見込まれている。Foundryは米国Cisco Systemsの陰で長年Ethernet LANベンダーとして生き延びてきた数少ない1社である。
Brocadeでデータセンター向け製品管理担当シニア・ディレクターを務めるマーティー・ランス(Marty Lans)氏は、今回の買収について、「両社のビジネス・モデルと技術は、きわめて高い相乗効果がある。Foundryは最高レベルの技術と幅広い機能を持っている」と語った。
Lans氏によると、買収による両社従業員の解雇は、今のところ予定していないとのことだ。
Foundryは1996年に設立され、現在の従業員数は約1,100人。同社が7月21日に発表した2008年度第2四半期の決算発表では、同四半期の売上高は、前年同期の1億4,320万ドルから1億6,070万ドルに増加し、純利益も1,560万ドルから1,830万ドルに増加したことが明らかになった。
両社幹部は、買収発表後の記者会見において、合併後の会社はBrocadeの現CEOであるマイケル・クレイコー(Michael Klayko)氏が指揮を執り、社名は“Brocadeブランド”を使用するが、Foundryの製品名も残すことを明言した。
なお、Foundryの創立者で同社の社長兼CEOを務めるボビー・ジョンソン(Bobby Johnson)氏の処遇はまだ決まっていないが、30年間ネットワーキングに携わってきた同氏は新会社の役員として残るもようだ。
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