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マルチコア・コンピューティング

[米国] 【IDF 2008 San Francisco】
インテルとヤフー、TV関連機器向けフレームワーク「Widget Channel」の提供計画を明らかに

ヤフーのWidget Engineを利用してインターネットとTVの融合を推進

(2008年08月21日)

 米国Intelは8月20日、米国サンフランシスコで開催中の「Intel Developer Forum(IDF)2008」(8月19日〜21日)において、TV関連機器向けアプリケーション・フレームワーク「Widget Channel」を米国Yahoo!と共同で提供する計画だと発表した。

 Widget Channelでは、Yahoo!の「Widget Engine」がTV操作アプリケーションのプラットフォームとなる。そしてIntelの新CPU、Media Processor CE3100(開発コード名「Canmore」)でWidget Channelを支援する。Widget Channelを利用すれば、インターネットを介してTVにアクセスできるようになるという。

 またYahoo!は、Yahoo! FinanceやYahoo! Sportsといったインターネット向けのウィジェットもWidget Channelに提供していく構えである。

 20日の基調講演に登場したIntelのシニア・バイスプレジデント兼Digital Home Groupゼネラル・マネジャーのエリック・キム(Eric Kim)氏は、「インターネットがTVの概念やイメージ、エクスペリエンスを根本から変えるはずだ。視聴者が受け身のままでいる時代は終わった。当社とYahoo!は、TVとインターネットを可能なかぎりシームレスに連携させる方法を模索している」と語った。

Widget Channelの画面イメージ

 また、CPUに関しては、今後投入されるノートPC向けクアッドコアCPU、Intel Core 2 Extremeが話題の中心となった。同社のエグゼクティブ・バイスプレジデントで、Mobility Groupのゼネラル・マネジャーも務めるデビッド・パールムッター(David Perlmutter)氏によれば、ノートPC向けの新CPUは4つのコアを搭載するが、電力消費量は45Wに抑えられているという。

 さらに、Intelのシニア・バイスプレジデント兼Ultra Mobility Groupゼネラル・マネジャーのアナンド・チャンドラシェカー(Anand Chandrasekher)氏は、拡大しているMID(モバイル・インターネット端末)市場に注目していると語った。Intelは、MID市場向けの次世代プラットフォーム用CPU(開発コード名「Moorestown」)を開発しており、2009年または2010年に同CPUのリリースを予定している。

 MIDはポケット・サイズの超小型PCで、サイズ、機能の両面において小型ノートPCとスマートフォンの中間に位置している。

 米国Gabriel Consulting Groupの主任アナリスト、ダン・オルズ(Dan Olds)氏は、Intelがモバイル市場に注力していることについて「賢明な判断だ」と評価している。

 「携帯性にすぐれたノートPCは、今最も注目されている製品の1つだ。こうした製品を販売するベンダーは多額の利益を得ることができ、ノートPC用CPUでIntelも収益を増やすことができる」(オルズ氏)

 チャンドラシェカー氏の基調講演では、クラリオンとパナソニックがAtomプロセッサ搭載MIDのデモンストレーションを行っており、いずれの製品もまもなく市場に投入される予定だという。クラリオンのMiND(Mobile Internet Navigation Device)は、リアルタイムの位置情報サービス(LBS)機能を搭載する。一方パナソニックは、耐久性を高めた小型PC「Toughbook CF-U1」と、医療関係の専門スタッフ向けに設計された「Mobile Clinical Assistant」を投入する計画である。

(Sharon Gaudin/Computerworld米国版)




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