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マルチコア・コンピューティング
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[米国]
Intel、組み込み機器向け45nmプロセッサとチップセットを発表
大幅な性能向上と消費電力削減を実現
(2008年02月28日)
米国Intelは2月27日、組み込み機器向けの新型プロセッサ5製品とチップセット1製品を発表した。
今回発表されたクアッドコアの「Intel Xeonプロセッサ5400シリーズ(E5440、L5408)」と、デュアルコアの「Intel Xeonプロセッサ5200シリーズ(E5240、E5220、L5238)」は、いずれも新しい45nm(ナノメートル)プロセスを使って製造されており、Intelが新たに導入したトランジスタ設計を生かせるようになっている。なお、これら新型プロセッサのライフサイクル・サポートは、従来の5年から7年に延長されるという。
Intelの組み込み/通信機器グループのゼネラル・マネジャー、ダグ・デービス(Doug Davis)氏は、Intelが以前から組み込み機器向けのXeonプロセッサをサポートしてきたとしたうえで、「今回の発表により、製品のラインナップが45nmバージョンに拡大した」と語った。新しいプロセッサは、Penrynファミリーと同じトランジスタと45nmプロセスを採用している。
Intelは、新型プロセッサ搭載の新しいチップセット「Intel 5100 Memory Controller Hub(MCH)」が投入されたことで、顧客の選択肢が広がったと強調している。Davis氏によると、5100 MCHチップセットは、再設計された電力効率の高い「Intel 5000P」チップセットをベースにしており、5000Pと平行して出荷されるという。
「5100 MCHチップセットは、5000Pに比べて1ワット当たりのパフォーマンスが67%向上している。消費電力の少ないソリューションとして、通信インフラ分野のマルチメディア・プラットフォームなどで採用される可能性が高い」とDavis氏は述べている。
新しいチップセットは、すべてのIntelプロセッサに対応する。チップセットとは、USBポートや光インタフェースなどのように、システムに組み込まれているメモリや各種デバイスとプロセッサの間でデータのやり取りを可能にするための集積回路を集めたもので、データ転送の要になる。
Davis氏によると、5100 MCHと5000Pはまったく異なる技術だという。「5000Pは大型のデータベース・サーバ用に設計されており、バッファリングを完全にサポートするためのコンポーネントを別途必要とし、電力消費も大きいため、組み込み用途で使うのは難しい。一方、5100 MCHはバッファリングを完全にサポートする必要がなく、消費電力も小さい」(同氏)
またDavis氏は、新設計のトランジスタが組み込まれたことで、「従来の65nmチップで使われているトランジスタと比べて切替速度が20%以上向上し、消費電力は30%少なくなった。このため、65nm製品と比べて1ワット当たりのパフォーマンスが向上した」と説明している。
(Sharon Gaudin/Computerworld オンライン米国版)
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