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[米国]
【NXTcomm】
100Gbps規格の次世代Ethernet製品の登場は間近――NXTcommが開幕
100ギガビットEthernetの標準化は2010年の見通し
(2008年06月17日)
通信業界団体の米国Road to 100G Allianceは6月16日、米国ラスベガスで開催中の通信事業者向けの展示会「NXTcomm」(旧称:Supercomm、6月16〜19日開催)において、より高速な光ファイバおよびEthernet回線を実現するための新たな方針を明らかにした。
Stephen Lawson
IDG News Serviceサンフランシスコ支局
次世代Ethernet規格は「100Gbps」
| NXTcommの公式ページ |
Road to 100G Allianceはこの日、100Gbps規格のネットワーク・バックボーンとして開発が進められている次世代のEthernetおよび光ファイバ技術の相互運用性の問題を解決するための技術委員会を設立した。
米国Infonetics Researchのアナリスト、マイケル・ハワード(Michael Howard)氏によると、Ethernetはすでに大企業の間で広く普及しており、量産コンポーネントのコスト引き下げにつながっているほか、通信キャリアの光ファイバ・バックボーンまでEthernetを利用するほうが技術的にも容易であることから、都市部のネットワークに拡大しつつあるという。「これまで、ほとんどの通信キャリアが都市周辺の回線にSONET(同期型光ネットワーク)をはじめとする時分割多重システムを使ってきたため、光ファイバ・バックボーンにトラフィックを送り込む前にネットワーク種別を2回変更する必要がある」と同氏は指摘する。
また、Ethernetのサービスは幅広いスピードにチューニングできるため、大企業のIT部門が使い慣れている回線スピードに合わせた設定が可能というメリットもある。
現在、各標準化団体は100ギガビットEthernetおよび光ファイバ・ネットワークの両仕様を策定中であり、100ギガビットEthernetについては、ギガビットEthernetが登場してからほぼ10年ぶりのスピードアップとなる。現在、40ギガビットEthernetの標準化も進められている。標準規格が完成するのは早くて2010年の予定だが、もちろん規格だけで高速化が実現するわけではない。
「(次世代の高速通信規格は)混沌として不透明だ。規格でカバーしてない部分にも解決すべき点は多い」とHoward氏は述べている。
Road to 100G Allianceは、IEEE(米国電気電子技術者協会)、Ethernet Alliance、ITU-T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)など、標準化団体と緊密に連携を図りながら7つの主要な技術的問題に取り組む方針だ。Road to 100G Allianceが新設した技術委員会はこの日、まず光ファイバ・インタフェースと電気インタフェースを扱う2つの作業部会を創設したと発表した。
「100Gbpsを実現するのはEthernetになりそうだ」とHoward氏は述べている。これにはNXTcommに出展するベンダー各社もおそらく同意するはずだ。
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