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[米国]
インテル、2Q決算は増収増益――モバイル向け製品が下支え
Centrino 2のリリース延期は影響ナシ
(2008年07月16日)
米国Intelは7月15日、2008年度第2四半期(4-6月期)の決算を発表した。チップの平均販売価格は下がったものの、純利益は前年同期比25%増の16億ドル、売上高は同9%増の94億7,000万ドルを記録した。
米国Thomson Financialが集計したアナリストの事前予測では、純利益は14億9,000万ドル、売上高は93億2,000万ドルと見られていた。
Intelはマイクロプロセッサの平均販売価格が予想よりも下落したことについて、低価格ノートPCの需要が伸びたためと説明している。しかし同社のCEOであるポール・オッテリーニ(Paul Otellini)氏は電話会見で、「チップに対する需要は、今年1年を通じて好調を維持する」と語った。
「(今年)下半期に入っても、すべての製品分野/地域で、マイクロプロセッサとチップセット製品に対する需要は、堅調に推移している」(Otellini氏)
また同氏は、インターネット・ベースのコンピューティングが普及するなかで、モバイル・チップ分野も需要拡大が期待できるとの見通しを示した。
なお同氏によると、第2四半期はクライアントPC分野において、ノートPC用チップの出荷台数が、デスクトップPC用チップの出荷台数を初めて上回ったという。
「Core 2 Duo」や「Celeron」など、同社のコンシューマー向けプロセッサは、そのほとんどがノートPC向けに出荷されている。第2四半期にはモバイル・インターネット端末(MID)向けプロセッサ「Atom」も発表されたが、出荷台数は少なかった。ただしOtellini氏は、「今年下半期以降はAtomの出荷が本格化し、同社製品のなかで大きな割合を占めるようになる」と語っている。
同社の第2四半期は、決して順風満帆ではなかった。5月には当初6月に予定していた「Centrino 2」(開発コード名:Montevina)のリリースを延期することを明らかにした(関連記事)。その理由は、チップセットに統合されたグラフィックス機能と、ワイヤレス・チップセットのアンテナに問題が見つかったためだった。
しかし同社は、45nm製造プロセスを適用したCentrinoのアップデート版(開発コード名:Santa Rosa Refresh)」を投入し、Centrino 2の出荷遅れによって生じた穴を埋め合わせている。なおCentrino 2は、決算発表前日の7月14日にリリースされた(関連記事)。
Intelは全世界の市場で売上高を順調に伸ばしている。しかし中国四川省で発生した震災の影響により、中国市場での販売は減速気味だという。
Intelの従業員は、第2四半期末時点で8万2,000人を下回り、今年第1四半期と比べ2,700人減少した。ただしその大半は、ヨーロッパの半導体メーカーSTMicroelectronicsと共同で設立したフラッシュメモリ分野の合弁会社Numonyxに移籍している。
(Agam Shah/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)
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