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[米国]
マイクロソフト、ノベルに1億ドルを追加出資
「LinuxとWindowsを統合したいという顧客からの要望に対応するため」と両社
(2008年08月21日)
米国Microsoftは8月20日、米国Novellの「SUSE Linux Enterprise Server」サブスクリプション費用として、新たに1億ドルを出資する方針を明らかにした。
Microsoftは、2006年11月にNovellと5年間にわたる業務/技術提携を結んだ際、SUSE Linux Enterprise Serverのサブスクリプション費用として2億4,000万ドルを支払うことで合意しており、今回の1億ドルは追加出資ということになる(関連記事)。
さらにMicrosoftは、ユーザーが他社のプラットフォームからNovellのLinuxへの移行を支援をするためのベスト・プラクティスをはじめ、移行のノウハウやオンライン・トレーニングなどの情報を提供するほか、有料のサポートを含む移行支援サービスも提供する予定だという。
MicrosoftとNovellは新たに出資される1億ドルについて、「LinuxとWindowsを統合したいという顧客の要望に対応するための投資」と説明している。しかし、当初のサブスクリプション費用である2億4,000万ドルのうち、実際に利用されたのは1億5,600万ドルで、いまだに35%ほどが使われないまま残っている。
オープンソース・コミュニティを憤激させた両社の提携には、SUSE Linux Enterprise Serverのメンテナンスとサポートを受けるために利用される7万本ぶんのサブスクリプション・クーポンの配布が盛り込まれていた。
Microsoftで戦略提携/ライセンス担当ゼネラル・マネジャーを務めるスーザン・ハウサー(Susan Hauser)氏は今回の追加出資の背景について、「四半期ごとに顧客数が増えており、当初の契約条件を達成できる見通しも立ったため」と語っている。
2006年11月に提携を発表した両社は、特許と知的財産に関する懸念を払拭するとともに、企業が自社の環境でLinuxとWindowsを容易に稼働、統合、管理できるようにすることを明言している。
実際、両社の提携は順調に進んでいるようである。
Novellは自社が提供しているオープンソースのオフィス・スイート「OpenOffice.org」で、Microsoftの独自フォーマットであるOpen XMLをサポートすると発表している。また相互運用性の面では、2007年9月にWindowsとLinuxの相互運用を実現するための研究所を創設しており、仮想化、管理、ID連携という3つのプロジェクトが進められている(関連記事)。
(John Fontana/Network World米国版)
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