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[米国]
クレイ、机上に置けるデスクトップ・サイズのスパコン「CX1」を発表
16個のXeonを搭載し、OSはWindows HPC Server。価格は2万5,000ドルから
(2008年09月17日)
米国Crayは9月16日、机の上に置けるデスクトップ・サイズのスーパーコンピュータ「Cray CX1 Supercomputer」を発表した。
| Cray CX1 Supercomputer |
CX1は最大8ノード、16個のXeonプロセッサ(デュアルコアかクアッドコア)で構成され、Intelプロセッサを搭載する初めてのCrayマシンとなる。内蔵ストレージは最大4TB、1ノード当たり最大64GBのメモリを搭載。OSにWindows HPC Server 2008をプリインストールするほか、Linuxもサポートしている。
米国Enderle Groupのアナリスト、ロブ・エンダール(Rob Enderle)氏は、既存のCrayユーザーにもCX1は魅力的だと指摘する。「Crayの顧客も、この2万5,000ドルのスパコンを購入すれば、2,500万ドルのスパコンの空き容量を増やして負荷を分散することができる」(エンダール氏)
米国国防総省国防高等研究事業局(DARPA)の調査によると、予算や管理上の問題から実際にはスパコンを導入できずにいる組織が少なくないという。こうした課題をクリアするべく、CX1の開発は始まったとCrayは説明する。
米国IDCによると、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)市場は、この5年で大きく成長した。同社HPCプログラム担当バイスプレジデントのアール・ジョセフ(Earl Joseph)氏は、「10万ドル以下のセグメントは今後も大きな成長が見込まれる」と述べている。
ちなみに、現時点で世界最速のスパコンはIBMの「RoadRunner」で、その価格は約1億2,000万ドルだ。RoadRunnerは米国ロスアラモス国立研究所(LANL)に設置されており、今夏には1.026PFLOPS(ペタフロップス。毎秒1,000兆回の浮動小数点演算)の性能を記録した。
一方、CX1の価格は2万5,000ドルからとなっており、単純に計算するとRoadRunnerの数千分の1だ。気になるのは性能だが、残念ながらCrayはCX1の性能を公表していない。
(Sharon Gaudin/Computerworld米国版)
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