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[米国]
【CES 2009】
インテルとアドビ、家電向けプロセッサへのFlash技術移植で協業
RIA環境「Adobe AIR」向けのチップ開発でも協力
(2009年01月06日)
米国Intelは1月5日、STB(セットトップ・ボックス)やHDTV(高精細テレビ)などに使用される家電製品向けプロセッサ「Media Processor CE 3100」において、Adobe Systemsのグラフィックス技術「Flash」をサポートすると発表した。
| Intelの家電製品向けプロセッサ「Media Processor CE 3100」 |
高精細画像に対応するべく、IntelはAdobeと協力して、同社初のSoC(System-on-a-Chip)プラットフォームであるCE 3100(開発コード名:Canmore)にFlash技術を移植する。Intelの広報担当者マリー・ラグランド(Mary Ragland)氏は、Flashのサポートにより、多彩なインターネット・コンテンツを家電製品でも扱えるようになることを強調。「よりよいエンターテインメント・エクスペリエンスをユーザーに提供できる」と語った。
携帯電話向けのFlash技術「Adobe Flash Lite」が組み込まれたCE 3100の出荷は今年半ばに計画されている。同プロセッサを組み込んだデバイスが広く普及すれば、コンテンツ・プロバイダーの側で、Flash対応のエンターテインメント・サービスを追加することが容易になる。
IntelとAdobeは、RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)実行環境「Adobe AIR」に最適化されたプロセッサの開発にも取り組んでいる。両社によると、AIR対応プロセッサは今年中をメドに発表したい意向だという。
このところ、インターネットを利用したエンターテインメント・コンテンツの提供が盛んになりつつあり、1月8日から11日まで米国ラスベガスで開催される「International Consumer Electronics Show(CES)2009」でも大きなテーマになると見られている。
韓国LG Electronicsが先ごろ発表した、オンライン映画レンタル・サービス「CinemaNow」から映画のストリーミングを受けたり、YouTubeのコンテンツを再生したりすることができるBlu-rayディスク・プレーヤーも、そうしたエンターテインメント・サービスの提供をねらった製品だ。
さらに同社は、CESを目前に控えた5日、Ethernet接続機能を搭載したHDTVを発売することも発表した。同社とレンタル大手のNetflixは、米国のオンライン映画レンタル・サービス「Netflix」の会員向けに、インターネット経由で映画のストリーミング配信を開始することを明らかにしている。
一方、韓国Samsung Electronicsも同日、インターネットからTV番組情報を引き出すウィジェットが稼働するHDTVを発表している。これらのテレビやBlu-rayディスク・プレーヤーも、CESに出展される予定となっている。
(Agam Shah/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)
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