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[米国]
マイクロソフト、デスクトップ仮想化管理ベンダーのキダロを買収へ
仮想化管理ツールの拡充を図る
(2008年03月13日)
仮想化技術分野で攻勢を強める米国Microsoftは3月12日、デスクトップ仮想化管理ソフト・ベンダーの米国Kidaroを買収する計画があることを明らかにした。
今回の買収でMicrosoftは、Kidaroの技術を「Microsoft Desktop Optimization Pack(MDOP)for Software Assurance」に統合したいとしている。なお、買収金額などの詳細は、明らかにしていない。
Kidaroは、企業における仮想PCの導入/利用/管理を容易にするソフトウェアを提供している。従来型の仮想マシン(VM)上で稼働していたアプリケーションを、ホストOSに統合するためのソフトウェアや、クライアントPCの監視と監査に必要な情報を収集する管理ツールなどを提供している。
Microsoftは、Kidaroのソフトウェアが、Windows Vistaへの移行を促す“カギ”になると期待しているようだ。Microsoftによると、Kidaroのソフトウェアを利用することで、Vistaが抱えるOSとアプリケーションとの互換性の問題が改善されるという。
MDOP for Software Assuranceは、クライアントPCのデスクトップを管理するためのソフトウェアを集めたパッケージであり、Microsoftと「ソフトウェア・アシュアランス」を締結している企業だけに提供される。現在は、「Application Virtualization」「Asset Inventory Service」「Advanced Group Policy Management」「Diagnostics and Recovery Toolset」「System Center Desktop Error Monitoring」が包含されている。
Kidaroの買収後、ソフトウェア・アシュアランスを締結している企業は、MDOP for Software Assuranceのアドオン・サービスに加入することで、Kidaroの技術を利用できるようになる見込みだ。
Microsoftは、仮想化技術分野での遅れを取り戻そうと懸命になっている。同社は今年初め、サーバからWindowsデスクトップにリモート・アクセスするためのグラフィックス技術を開発している、米国Calista Technologiesを買収した。
Kidaroは、カリフォルニアとニューヨーク、イスラエルにオフィスを構える非公開企業。Microsoftは、買収後もKidaroの創設者(3名)が自社に加わることと、イスラエルの研究開発グループが、これまで同様に独立して開発活動を続けることを明らかにしている。
(Nancy Gohring/IDG News Service シアトル支局)
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