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[世界]
Windows XP SP3の一般向け提供が開始――ただし互換性修正パッチは後日公開へ

Vista SP1の自動配信も再開

(2008年05月07日)

 米国Microsoftは5月6日、Windows XP Service Pack 3(SP3)の一般向け提供を開始した。当初は4月29日に予定されていたが、同社製ソフトウェアとの互換性に問題が見つかり、リリースが延期されていた。

 XP SP3の一般向け提供は6日午後(米国東部標準時)の早い時間に開始された。Windows Updateを手動で実行するとダウンロードできる。その際、「Windows XP SP3にはいくつか新しいアップデートが含まれているが、Windows XPの動作を大きく変えるものではない。インストール後にコンピュータの再起動が必要となる場合もある」とのメッセージが表示されるようになっている。

 Microsoftでは、このダウンロード・ファイル(約67MB)のほか、316MBのスタンドアロン用インストーラも用意しており、複数のマシンをアップデートするユーザーには同インストーラの使用を奨励している。同社のダウンロード・センターには、さらに大きな545MBのisoファイル(ディスク・イメージ)も用意されている。

 当初、XP SP3の一般向けリリースは4月29日に予定されていた。だが、小売業向けPOSソフトウェア「Microsoft Dynamics Retail Management System(RMS)」との互換性に問題が発見されたとしてリリースが延期された。Microsoftによると、RMSユーザーがXP SP3をインストールした場合、データ損失が発生するおそれがあるという。

 この互換性問題を解決するパッチは用意されているが、まだ一般公開はされていない。MicrosoftはRMSユーザーに対し、パッチについては同社に問い合わせるよう促している。なお、同社の広報担当者は、このパッチは1カ月以内に一般に公開されるとの見通しを示した。同社はRMSユーザーに対し、それまではXP SP3をインストールしないよう呼びかけている。

 さらにこの広報担当者によると、RMSが搭載されているマシンにXP SP3がインストールされないよう、MicrosoftはWindows Updateにフィルタを追加したという。

 XP SP3は最終的には、重要アップデートの自動ダウンロードおよびインストールを選択しているWindows Updateユーザーにプッシュ配信される予定だが、その具体的な日程については今のところ未定だ。ちなみに、Microsoftの幹部らは「提供開始は初夏になる」とだけ語っている。一方、そのほかの情報筋は、自動配信の開始は6月10日ごろになると見込んでいる。

 Microsoftは、XP SP3と同様の理由で先週から配布を中止していたWindows Vista SP1についても、6日から自動配信を再開している。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)




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