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[米国]
Windows XPがまもなく“ラスト・オーダー”、ベンダー各社は6月中旬で受注を終了

「在庫が底をつくまで」――大手小売も6月末には販売終了が濃厚

(2008年06月09日)

Windows XPをプリインストールしたコンシューマー向けPCが、まもなくラスト・オーダーを迎える。大手PCベンダーや小売店の多くは、Windows XPを搭載したコンシューマー向けデスクトップPC/ノートPCの注文受け付けを6月中旬までに終了する方針だ。注文終了後に新規購入したPCでWindows XPを使いたい人は、いくつかの“抜け道”を利用しなければならない。

Bill Snyder
InfoWorld米国版

 既報のとおり、米国MicrosoftはWindows XPの販売を段階的に終了し、Windows Vistaの拡販を推進する方針である。DellやGateway、Hewlett-Packard(HP)、Lenovoなどの主要なOEMパートナーは、基本的にこの方針に同調している。Microsoftは「一般の店頭やOEMパートナーを通じたWindows XPの販売を2008年6月30日で終了する」としているが、ほとんどのOEM企業はWindows XP搭載PCの注文受け付けを前倒しで終了する構えである。

ベンダー各社が続々と受注を終了

Dellが6月18日で受注を終了するWindows XP搭載ノートPC「Inspiron」

 DellはWindows XP搭載PC「Inspiron」の受注を6月18日で終了する。Lenovoは6月15日、HPに至っては6月10日までに受注を終了するとしている。Gateway(Acer傘下)は6月末までWindows XP搭載PCを販売するとしているが、販売窓口に電話をすると、Windows XP搭載PCはもう在庫がなく、(販売担当者の知る範囲では)追加販売の予定はないという。

 一方、小売店を見てみると、例えば米国Best Buyでは在庫がなくなるまでWindows XP搭載PCを購入できる。在庫がいつ底をつくかは不明だが、同社のWebサイトをチェックすると残りわずかであることがわかった。また、米国Circuit Cityの広報担当者は、Windows XPモデルは今月末まで同社のWebサイトで販売されると語ったが、いつ販売が終了になってもおかしくない状況だという。

残されたいくつかの“抜け道”

 コンシューマー向けWindows XP搭載PCはまもなく市場から姿を消すことになるが、新規購入したPCにWindows XPを搭載する方法はいくつかある。

 最も現実的な方法は、企業向けに販売されるダウングレード・ライセンスを利用することだ。Microsoftのダウングレード・ポリシーでは、「Windows Vista Business/Ultimateの購入者は、Vistaライセンスを利用してWindows XPをインストールできる」としている。ただしユーザーは、インストール・メディアを自分で用意しなければならず、XPのライセンス認証手続きを電話で行わなければならない。

Windows Vistaからのダウングレード権について説明したMicrosoftのWebサイト

 一部のPCベンダーは、企業向けPCをWindows XP Professionalにダウングレードし、Windows Vistaのインストール・ディスクとともに出荷する方針だ(関連記事)。Dell、HP、Lenovoはいずれもこうしたダウングレード・オプションをユーザー企業に追加的に販売している。だが、このオプションがいつまで販売されるかは不明だ。

 また、Windows Vistaのサイト・ライセンスを持っている企業も、Windows XPにダウングレードすることが可能だ。

 なお、Best BuyやCircuit Cityではダウングレード・オプションは販売されていない。

 一方、カスタムPCの製造・販売を行うシステム・ビルダーは、2009年2月までWindows XPを販売できる。Microsoftが定めたハードウェア要件を満たす超低価格デスクトップPC/ノートPCも、Windows XPをプリインストールして2010年まで販売することが可能である(関連記事)。

(Computerworld.jp)




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