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[米国]
マイクロソフト、Vista SP 2のリリースを延期?

OEM向けの出荷は4月以降か

(2009年01月22日)

TechARP.comのサイト。過去にVista SP 1とXP SP 3のリリース日を的中させたことで有名だ

 米国MicrosoftはWindows Vista Service Pack(SP)2のリリース日を、当初の予定より1カ月延期する。製造工程向けの出荷は、2009年5月か6月にずれ込む――。Windows情報に詳しいマレーシアのWebサイトTechARP.comには、このような予測が掲載されている。

 同サイトによると、MicrosoftはVista SP 2のRC版を2月にリリースする予定だったものの、実際にリリースされるのは3月で、OEM向けの出荷も4月以降になる可能性が高いという。

 なお、Microsoftサイトからのダウンロード提供は、OEM向けの出荷後となる見込み。これまでも、OEM向け出荷からダウンロード提供までの期間は、一定ではなかった。

 例えば、Windows XP SP 3のOEM版は2008年4月21日に出荷され、約2週間後の5月6日にダウンロード版の提供が開始した。一方、Vista SP 1は、OEM版の出荷開始から一般ユーザー向けのダウンロード版提供開始まで、約6週間の“タイム・ラグ”があった。

 TechARP.comによると、Vista SP 2には、「Release Candidate Escrow Build(リリース候補版エスクロー・ビルド)」というバージョンが存在するという。同版は、開発終了後に重大なバグがないかどうかを調べるため、開発者と一部のテスターに、最後の検証をしてもらう版のことだ。

 TechARP.comは、「従来、Microsoftが(サービス・パックなどの)メジャー・アップデートをした場合、PCベンダーは新たに販売するPCにアップデートOSを搭載する義務があった。しかし、Vista SP 2では、その義務はなくなるだろう」と記している。

 「(Vista SP 2では)ベンダーがPCを出荷する際、新しいアップデートOSのインストールを求められることはないだろう。(ベンダーは)テストや実装といった膨大な手間から解放されるわけだ」(同サイトより)

 TechARP.comは、Vista SP 2リリースのすぐ後にWindows 7の発売が控えていることから、Vista SP 2はPCベンダーにとって、“オプション”の扱いになると予想している。

 「現在のような厳しい経済状況では、多くのPCベンダーは新しいビルドの動作確認に余計な手間とコストをかけたくないはずだ」(同サイトより)

 Microsoftは1月9日にWindows 7のベータ版をリリースした。Windows 7のリリース時期について同社は、「2010年初頭」ということ以外、具体的な情報を公開していない。

 なお、本件についてMicrosoftにコメントを求めたが、原稿執筆時には回答を得られなかった。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)




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