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[米国]
マイクロソフト、Vista SP2 RC暫定版をテスター向けに公開
「Windows 7リリース目前で存在意義が薄い」との指摘も
(2009年01月30日)
複数のWebサイトに掲載された情報によると、米国Microsoftは、Windows Vista Service Pack(SP)2 RC(リリース候補)版の暫定バージョンを、テスター向けに公開した模様だ。予定どおり、2月中に公開プレビュー版をリリースするという。
Windows情報に詳しいマレーシアのWebサイトTechARPは1月22日、Vista SP 2のリリースが当初の予定より1カ月遅れるとの予測を示した(関連記事)。だが、TechARPは1月28日にこの予測を見直し、「Microsoftはリリース・スケジュールを前倒しした。1月30日までにRCの『エスクロー・ビルド』の提供を開始するだろう」と記した。ちなみにTechARPは、過去にVista SP 1とWindows XP SP 3のリリース日を的中させた実績がある。
エスクロー・ビルドは、開発終了後に重大なバグがないかどうかを調べるため、開発者と一部のテスターに最後の検証をしてもらうためのバージョンである。
また、ITに関する情報を提供するZDNetのブロガー、メアリージョー・フォーリー(Mary-Jo Foley)氏は、1月28日にテスターがMicrosoftから「Vista SP 2 RCのエスクロー・ビルドがダウンロード可能になった」という通知を受けたことを明らかにし、「Microsoftはテスターに対してSP 2の機能に関するフィードバックは求めておらず、回帰と修正部分の確認についてだけ報告してほしいとしていた」と記している。
1月22日の時点でTechARPは、Vista SP 2のRTM(製造工程向けリリース)が6月にずれ込むとしていた。Vista SP 2のダウンロード提供の開始時期は不明だが、Microsoftはこれまで、RTMから2週間〜6週間後にダウンロード提供を開始している。
Microsoftは1月9日、Windows 7の最初のベータ版を公開した(関連記事)。同ベータ版はだれでも入手できることから、一般ユーザーに浸透していないVistaのSP 2をリリースしたとしても、その意義は低いと見る向きもある。
こうした見方に対し、調査会社Directions on Microsoftのアナリスト、マイケル・チェリー(Michael Cherry)氏は、「サービスパックは常に重要だ。PCを効率的に更新できるし、修正プログラムやパッチの適用を促進する効果もある」と反論している。
Microsoftは、TechARPの予測についてコメントを控えており、「Windows Vista SP 2は2009年第2四半期にリリースされる」という以前から公表している予定を繰り返し述べるにとどまっている。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
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