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[米国]
マイクロソフトCEO、次期CRMソフトのホスティング版「Dynamics Live CRM」を披露

地図アプリとのマッシュアップなどをデモ

(2007年03月16日)

 米国マイクロソフトは3月14日、次期CRMソフト(開発コード名:Titan)のホスティング版となる「Dynamics Live CRM」のデモを行った。このデモは、サンディエゴで開かれた同社主催のコンファレンス「Convergence 2007」の締めくくりとして、同社CEO(最高経営責任者)のスティーブ・バルマー氏による基調講演の中で披露された。

 Titanは、1つのコード・ベースで複数の利用形態に対応するマルチテナント・アーキテクチャに基づいたCRMソフトウェア。マイクロソフト自身がホスティング・サービスとして提供するDynamics Live CRMのほか、オンプレミス版(自社運用型のパッケージ・ソフトウェア)、パートナー企業によるホスティング・サービスの3つの形態で提供されることになっている。

「Convergence 2007」の基調講演に登場した米国マイクロソフトのCEO、スティーブ・バルマー氏

 バルマー氏は聴衆に向かって「Dynamics Live CRMのリリースを非常に楽しみにしている。このサービスを含むDynamics CRMの新しいラインアップにより、Dynamics製品は大きく躍進するだろう」と期待を込めて語った。

 Dynamics Live CRMは、マイクロソフトが推進している「Live」ブランドのSaaS(Software as a Service)製品ファミリーに加わる予定だ。

 「Liveは野心的なプラットフォーム」とバルマー氏は述べ、近い将来Dynamicsの多くの機能がLive SearchやLive Mail、Xbox Live、Live Mobileとともに提供されるようになると付け加えた。「われわれは、だれにも負けないくらいSaaSモデルに注力している」(同氏)

バルマー氏(左)と一緒にDynamics Live CRMのデモを行った米国マイクロソフトのDynamics CRM担当ゼネラル・マネジャー、ブラッド・ウィルソン氏

 Dynamics Live CRMのデモは、マイクロソフトのDynamics CRM担当ゼネラル・マネジャー、ブラッド・ウィルソン氏が担当した。同氏は、Windows Live用データセンター内のシステムで稼働するTitan開発版を、Outlookにネイティブ対応するSaaSアプリケーションとしてWebブラウザ上で利用するという使い方を紹介。また、Dynamics Live CRMと地図アプリケーションのマッシュアップも実演した。

 Dynamics Live CRMは、今年第3四半期に、まず米国とカナダで提供が開始される。Titanのオンプレミス版と、パートナー企業によるホスティング版は、その約90日後にリリースされるだろうと、ウィルソン氏は語った。ただし、Dynamics Live CRMの料金と、北米以外の地域でのリリース時期については、サービスの提供が開始されるころまで明らかにされないという。

 講演の後半、バルマー氏はERPアプリケーション・ファミリー「Dynamics」の4製品(GP、NAV、AX、SL)にも触れ、これらへの投資を今後も継続し、長期的に取り組んでいくことを強調。具体的には、Dynamicsの機能拡張モデルを引き続き発展させ、新しく開発した機能をこれら4製品にプラグインできるようにすると語った。

(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)




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