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MicrosoftのYahoo! 買収
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[米国]
ヤフー、アイカーン氏と委任状争奪戦終結で合意。同氏を新取締役に
新取締役には元AOL会長兼CEOのミラー氏も
(2008年07月22日)
米国Yahoo!は7月21日、年次株主総会に向けた委任状争奪戦(プロキシ・ファイト)を終息させることで、米国の投資家カール・アイカーン(Carl Icahn)氏と合意するとともに、株主総会後、同氏が取締役会に加わることでも合意したことを明らかにした。
Yahoo!の普通株式4.98%を保有する大株主であるIcahn氏は、8月1日に行われる予定の株主総会で推薦することにしていた新取締役候補を取り下げ、Yahoo!側が推薦する取締役候補を支持することに同意した。現在の取締役会からは、ジェリー・ヤン(Jerry Yang)氏をはじめとする8人のメンバーが再選を目指して立候補することになっている。
| Yahoo!の新取締役候補には、元AOL会長兼CEOのJonathan Miller氏も含まれている |
Yahoo!取締役会のメンバーは11人に拡大されることになっており、Icahn氏のほか、同氏が推薦する候補者から2人が加わる見通しだ。その中には、現在、Velocity Interactive Groupのパートナーで、元AOL会長兼CEOのジョナサン・ミラー(Jonathan Miller)氏も含まれている。
周知のように、Icahn氏は、Yahoo!の全部または一部の株式をMicrosoftに売却するという計画を実現するため、Yahoo!取締役会を支配下に置こうと画策していた。Yahoo!は、Microsoftの度重なる買収提案を拒絶しており、報道によると、MicrosoftはAOL買収に向けTime Warnerとの交渉に入っているという。また、投資家のレッグ・メーソン(Legg Mason)氏が先週、Yahoo!の現取締役会に対する支持を表明したことで、委任状争奪戦を制して取締役会の入れ替えを目指すIcahn氏の試みは頓挫する可能性が高まっていた。Mason氏はYahoo!株の4.4%を保有している。
Yahoo!会長のロイ・ボストック(Roy Bostock)氏は、この日出した声明のなかで、同社とIcahn氏の合意が株主の利害に最大限沿うものであるとしたうえで、Icahn氏をはじめとする新たな取締役会メンバーと生産的に仕事をすることができるとの期待感を表明した。
一方、Icahn氏は、同じ声明の中で、問題が決着したことを歓迎しながらも、Yahoo!の全事業ないしは検索事業を売却するという選択肢も、「十分に検討する必要がある」との見方を示している。
Yahoo!とIcahn氏の合意には、この問題や各種の“取引”戦略が取締役会で議論されるという条件も含まれており、Icahn氏はこの点も歓迎している。
(Mikael Ricknas/IDG News Serviceストックホルム支局)
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