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MicrosoftとYahoo! 提携
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[米国]
マイクロソフトのバルマー氏、ヤフー買収に「関心なし」
ただし「検索に関する提携の可能性はある」と含みも
(2008年11月10日)
| MicrosoftのCEO、スティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏は、「Yahoo!の買収には関心がない。検索に関する何らかの提携の機会はまだある」というスタンスのようだ |
米国MicrosoftでCEOを務めるスティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏は11月7日、オーストラリアのシドニーで、「われわれは米国Yahoo!を買収することに関心はない」と語った。Yahoo!は頼みの綱としていた米国Googleとの広告提携が白紙になったことで財政的に困難な状況に陥っており、先行きが不透明となっている。
GoogleがYahoo!との広告事業における提携合意を解消したと発表した11月6日、Yahoo!株がナスダック市場でつけた終値は13.96ドルだった(関連記事)。
Microsoftは今年2月、Yahoo!に買収を提案した。しかしYahoo!のCEOであるジェリー・ヤン(Jerry Yang)氏はこれを拒否し、Googleとの広告提携に活路を求めていた。Yahoo!はインターネット検索市場で2位の座にいるものの、1位のGoogleに大きく水を開けられていた。
GoogleがYahoo!との提携を白紙撤回した背景には、米国司法省(DOJ)の影響があった。DOJは両社の提携について反トラスト法に基づく調査を行っており、提携が実現すれば、反トラスト法違反となる可能性があると指摘されていた(関連記事)。
提携が白紙になったことで、Yang氏は方針転換を余儀なくされたようだ。同氏は11月5日にサンフランシスコで開催されたWeb 2.0に関するコンファレンスで、「Microsoftにとって最良の選択は、Yahoo!を買収することだろう。Yahoo!は、あらゆる合理的な提案を検討する用意がある」と語った(関連記事)。
こうしたYang氏の“ラブコール”に対しBallmer氏は、「われわれは買収に改めて目を向けるつもりはない。率直に言って、彼らがどうして話を蒸し返そうとしているのか理解できない。彼らは1株33ドルというわれわれの買収提案を断ったのだから」とそっけない。
「われわれは何度も提案も行ったが、その過程において、Yahoo!がわれわれに事業を売却したくないと考えていることがはっきりした」(Ballmer氏)
しかし、もしMicrosoftがYahoo!買収にまだ関心を持っているとするならば、今が絶好のタイミングだろう。6日の終値が13.96ドルだったように、現在Yahoo!の株価は低迷している。
Microsoftは今年2月、Yahoo!株式を1株当たり31ドルで評価した総額約446億ドルで買収を提案した。Yahoo!側はこの金額を「過小評価しすぎだ」と一蹴。最終的にMicrosoftは1株当たり33ドルで評価し、50億ドルの追加金額を提示したが、Yahoo!は1株当たり37ドルの評価を要求したため、交渉は決裂した(関連記事)。しかし、今ならMicrosoftにとってかなり良い条件で買収が実現するかもしれない。
ちなみに「Yahoo!買収に関心がない」と語ったBallmer氏だが、「検索に関する何らかの提携の機会はまだある」と、含みを持たせる発言もしている。
(Daniel Ionescu/PC World米国版)
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