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Windows Server 2008
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[米国]
【TechFest 2008】
仮想的な宇宙地図作りで、MicrosoftがNASAらと協業
「多様な研究に取り組むMicrosoft」をアピール
(2008年03月05日)
米国Microsoftは3月4日、今年で7回目となる年次イベント「TechFest」をワシントン州レドモンドで開催した。このイベントは、同社が次期WindowsやInternet Explorer(IE)以外にも、幅広い研究活動に取り組んでいることを広く伝えることを目的としたものだ。
Microsoftはこの日、会場に詰めかけたリサーチ・パートナーらに「10TB World Wide Telescope」プロジェクトの一端を紹介した。これはNASA(米国航空宇宙局)をはじめとする世界各国の天文学系研究機関が所有する天文画像をつなぎ合わせ、仮想的な天文地図を作るというプロジェクトだ。このプロジェクトには、Microsoftの技術が重要な役割を担っているという。
また、800人に上るMicrosoftの科学者が現在取り組んでいる、さまざまな研究プロジェクトも披露された。例えば、細胞生物学を研究するための新しいプログラミング言語や、新たなエイズ・ワクチン、世界的な流行病を監視/予測するためのソフトウェア、溶解が進むアルプスの氷河を監視するセンサーなどだ。
同社の研究機関、Microsoft Researchのゼネラル・マネジャーを務めるケビン・スコフィールド(Kevin Schofield)氏によると、1日限りの同イベントで披露されたのは、翌3月5日にMicrosoftの従業員に公開される内容の4分の1にすぎないという。
MicrosoftのCRSO(最高研究戦略責任者)、クレイグ・マンディー(Craig Mundie)氏は、「ビル(Bill Gates)は、(研究者らに)会社の資産を使って何か画期的なプロジェクトに取り組むよう奨励してきた。その結果、コンピュータ・サイエンスであるか否かにかかわらず、会社として有益な研究を始めようという機運が生まれたのだ」と語る。
Mundie氏の基調プレゼンテーションでは、俳優のアラン・アルダ(Alan Alda)氏が、Mundie氏に対して質問する場面があった。Alda氏は、過去11年にわたって米国PBSの科学番組「Scientific American Frontiers」に出演してきた人物である。
Alda氏の「商用として使えない研究は奨励しないのか」という質問に対し、Mundie氏は、「ケース・バイ・ケースだ」と前置きしたうえで、「本当に重要な研究であれば続けていく方法を探したい」と答えた。
Microsoft Researchのシニア・バイスプレジデント、リック・ラシド(Rick Rashid)氏は、基調演説において、「当社の研究の大部分は、現行製品の改善や新製品の開発を目指したものである。しかし、会社と製品を10年後も生き残らせるために、先端技術の研究にも力を入れている」と語った。
Rashid氏によると、Microsoftは前述したプロジェクトの他に、量子コンピューティング、アンチスパム技術、新しいユーザー・インタフェースなどの研究にも力を入れているという。
(Sharon Gaudin/Computerworldオンライン米国版)
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