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Windows Server 2008

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【解説】
[徹底チェック]Windows Server 2008ターミナルサービス

新しくなった仮想デスクトップ管理環境の実力を探る

(2008年05月02日)

【Part3】
ターミナルサービスの各機能を検証する

[検証1]
TS RemoteAppを検証する

 検証1では、Windows Server 2008ターミナルサービスの“ウリ”である「TS RemoteApp」をテストする。「メモ帳」など既存のアプリケーションでもよいが、ここでは「Office2007」を利用した。

 また、TSにアプリケーションをインストールする場合、Windowsインストーラパッケージはそのままインストールを開始できるが、非Windowsインストーラパッケージについては、次の2つのどちらかの方法でインストールする。

●方法1
コントロールパネル→「プログラム」→「ターミナルサーバへのアプリケーションのインストール」を実行する

●方法2
コマンドプロンプトを開いて「Chguser /install」コマンドを実行し、ターミナルサービスを「インストールモード」に切り替えてからアプリケーションのインストールを開始する。インストール完了後は「Chguser /execute」コマンドを実行して、「実行モード」に切り替える

@ 前述の方法1を採用して、「フロッピーディスクまたはCD-ROMからのインストール」ダイアログボックスを表示する。TSにOffice2007のインストールメディアをセットすると、「自動再生」ダイアログボックスが開くので、何も選択しないでそのまま閉じる。

A 「インストールプログラムの実行」画面で、Office2007のインストールメディアにある「Setup.exe」を選択して「次へ」をクリックすると、Office2007のインストールが開始される(画面19)。Office2007をインストールしたら、リモートデスクトップでOfficeアプリケーションが正常に実行できることを確認しよう。

画面19● 実行するセットアッププログラムファイルを選択する

B TSで管理ツール→「ターミナルサービス」→「TS RemoteAppマネージャ」を開いて、右ペインの「RemoteAppプログラムの追加」を実行する。「RemoteAppウィザード」が開始されるので、画面の指示にしたがってリモートアプリケーションを選択し、ウィザードを完了しよう(画面20)。

画面20● アプリケーションの一覧から、任意のアプリケーションを選択する

C 選択したリモートアプリケーションは、左ペイン下部の「RemoteAppプログラム」に一覧表示される。アプリケーションをクリックして選択し、「.rdpファイルの作成」操作や「Windowsインストーラパッケージの作成」操作を実行すると、「RemoteAppウィザード」が起動するので、画面の指示にしたがって「.rdp」ファイルや「.msi」ファイルを作成する(画面21)。作成したファイルは、TSの「%ProgramFiles%\Packaged Programs」フォルダに保存される。

画面21● Excel2007を選択して、「.rdp」ファイルの作成操作を実行する

D クライアントPCでリモートセッションを開始し、エクスプローラを開いてTSの「%ProgramFiles%\Packaged Programs」フォルダからローカルのデスクトップにファイルをコピーする。「.msi」ファイルについては、共有フォルダにおいてグループポリシーで配布してもよい。

 デスクトップの「.rdp」ファイルをダブルクリックすると、ユーザー認証と信頼確認に続いてアプリケーションが単独で起動する。「.msi」ファイルの場合はインストール後にショートカットアイコンが作成されるので、そのアイコンをダブルクリックして実行する。

 リモートアプリケーションの実行中にタスクマネージャを起動して、「アプリケーション」タブを開くと、リモートで実行されている状態を確認できる(画面22)。リモートアプリケーションは、一定時間(既定では10分)アイドル状態にするとユーザー認証画面に戻るので、適切なパスワードを入力して続行する。

画面22● タスクマネージャの「アプリケーション」タブでは、「リモート」と表示される

 なお、Officeアプリケーションで「名前を付けて保存」などを実行すると、保存先はTS上の「ドキュメント」フォルダになる。クライアントPCの「ドキュメント」フォルダに何もないからといって、焦らないようにしよう。

[検証2]
TS Webアクセスを検証する

 検証1でTS RemoteAppが正常に実行できることを確認したら、続いてTS WebアクセスとWebブラウザ経由のリモートアプリケーション実行を検証してみよう。

@ TS1にドメインの管理者としてログオンし、管理ツール→「ターミナルサービス」→「TS Webアクセス管理」を開く。「TS Webアクセス管理」はマイクロソフト管理コンソールのスナップインではなく、Webブラウザが起動して「構成」ページが表示される。

A 自動的に「構成」画面が開くので、「ターミナルサーバ名」に「localhost」と表示されていることを確認して、「適用」をクリックすると、「Webパーツ領域」に登録済みのリモートアプリケーションがアイコン表示される(画面23)。

画面23● 管理ツールの「TS Webアクセス」で、公開するリモートアプリケーションを設定する

B Windows Server 2008を実行するクライアントPC 2にドメインユーザーでログオンして、Webブラウザを開いて次のURLにアクセスする。

http://<TS Webアクセスサーバ名またはFQDN>/ts/

C ユーザー認証をパスすると「TS Webアクセス」Webページが表示されるので、「RemoteAppプログラム」にあるリモートアプリケーションを実行する(画面24)。

画面24● リモートアプリケーションは、Webブラウザのウィンドウ外にIMEとともに開かれる

 「リモートデスクトップ」をクリックすると、任意のTSを指定してリモートデスクトップを開始することもできる(画面25)。

画面25● リモートデスクトップのウィンドウも、Webブラウザの外に開かれる

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