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Windows Server 2008

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【クラスタリング・ソフト】
「CLUSTERPRO X 2.0」(NEC)

高精度の障害検知と柔軟なクラスタ構成に対応

(2008年05月16日)

▲CLUSTERPRO X 2.0の管理画面。クラスタを構成するサーバの稼働状況が一目で把握できる

 「CLUSTERPRO X 2.0」は、ハードウェア障害、OSやサービスのハングアップ、各種業務アプリケーションのトラブルなどさまざまなレベルの障害を検知し、予備サーバへの切り替え(フェイルオーバ)を実行できる高可用性(HA)クラスタリング・ソフトウェア。Windows Server2008にいち早く対応し、管理機能や遠隔クラスタリング機能も強化されている。

ハードから業務アプリまで
広範囲の障害を検知

 企業のITシステムでは、障害発生時のダウンタイムを最小限にとどめることが最重要課題の1つだ。特に、基幹業務を担うシステムの場合、障害の発生からごく短時間(分または秒単位)でシステムを復旧できる体制を整えておかねばならない。

 そのための方法として、最も代表的なのはCLUSTERPRO Xが採用する「高可用性(HA:High Availability)クラスタリング」であろう。高可用性クラスタリングでは、予備のサーバを含む複数台のサーバでシステム(クラスタ)が構築される。運用中のサーバで障害が発生した場合、そのサーバ上で実行中だった業務アプリケーションや処理中の業務データを、待機していた予備サーバが自動的に引き継ぐという仕組みだ。

 CLUSTERPRO Xの最大の特徴は、内蔵ハードディスクやLANカード(NIC)などのハードウェア障害をはじめ、OSやサービスのハングアップ、あるいは各種業務アプリケーションのトラブルといったさまざまなレベルの障害を検知して、予備サーバへの切り替え(フェイルオーバ)を実行できることだ。初期設定では、障害を検出してからフェイルオーバが完了するまでの時間はだいたい1分前後。設定にもよるが、最短で10秒足らずでのフェイル
オーバも可能だ。また、障害の発生を電子メールで通知する機能もオプションで用意されている。

 フェイルオーバ時の業務データの引き継ぎは、共有ディスク、データミラーリング、NAS接続という3つの方式で行える。共有ディスク方式とデータミラーリング方式の併用やN対1構成のデータミラーリングにも対応している。

Hyper-Vやサイト間クラスタリングが
利用可能

 また、最新バージョンのCLUSTERPRO X 2.0では、Windows Server2008にいち早く対応した。さらに、管理機能や遠隔クラスタリング機能も強化されている。

 Windows Server2008では、ハイパーバイザ型の仮想化機能「Hyper-V」が後日提供される(2008 年8月の正式提供開始を予定)。CLUSTERPRO X 2.0は、このHyper-Vを使ったクラスタリングをサポートする。

 例えば、Hyper-Vの仮想マシンやHyper-Vの実行環境そのものを物理サーバ間でフェイルオーバしたり、物理サーバのフェイルオーバ先としてHyper-Vの仮想マシン(あるいはその逆)を指定したりできる。また、Windows Server2008のiSCSIイニシエータ経由でiSCSI接続のストレージも利用できるため、クラスタをより柔軟な形で構成することが可能だ。

 管理機能の主な強化点としては、「Oracle Application Server 10g」の監視に対応した(別途オプション製品が必要)。また、障害が発生したサーバの筐体ランプ(Unit IDランプ)を点滅させるユニークな機能も追加されている。どのサーバで障害が起きたのかが一目で把握できるため、障害復旧作業の際などに役立つはずだ。

 サイト(拠点)間で行う遠隔クラスタリングでは、データミラーリング方式に加え、新たに共有ディスク方式に対応した。従来のバージョンでも2 台のサーバ間での遠隔データミラーリングは行えたが、さらにCLUSTERPRO X2.0では各サイトの共有ディスクをデータミラーリングできる。サイト内での部分障害はサイト内でのフェイルオーバ、サイト全体の障害はサイト間フェイルオーバと、障害の規模に応じたフェイルオーバが可能だ。

対応OS(サーバ)
Windows Server2008/Server2003 R2 Service Pack2、Linux
価格
60万円から
問い合わせ先
TEL 03-3455-5800  E-Mail info@clusterpro.jp.nec.com
URL
http://www.nec.co.jp/clusterpro/

(Windows Server World)




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