【 ここから本文 】

Windows Server 2008

ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示


【解説】
「Windows Server 2008&Vista」最適活用講座[Part1]

クライアントの導入・運用コストを削減する管理機能

(2008年06月09日)

【BitLocker】
グループポリシーによるBitLockerキー管理
Active Directoryストアへの安全なバックアップ

 Windows Vista EnterpriseとUltimateには、システムを含むドライブ全体を暗号化するテクノロジー「BitLockerドライブ暗号化」が搭載されている。BitLockerドライブ暗号化は、暗号化キーをTPM(Trusted Platform Module)に格納して管理しているので、不正な方法で強引にキーやデータを吸い上げる攻撃に耐性が高い。

 また、PIN(個人識別番号)の入力やUSBメモリに格納されたキーと併用することで、盗難時のシステムやデータへの被害を最小化できる。TPM非搭載のコンピュータでも、USBメモリで代用することが可能だ(画面5)。

画面5● BitLockerドライブ暗号化は、盗難対策や廃棄対策として有効であるが、キー紛失・破損時の回復手段を確保しておくことが重要だ

 BitLockerドライブ暗号化は、コンピュータの紛失や盗難への備えとして有効であるだけでなく、コンピュータやハードディスク廃棄時の安全性を高める効果もある。ドライブ全体が暗号化されているので、廃棄するときでもデータの削除を考慮しなくてよいのだ。

 一方で、PINを忘れた、USBデバイスを紛失・破損した、あるいはTPMが破損したという場合に、回復できるように備えておくことが重要になる。BitLockerドライブ暗号化は、キー更新時に回復パスワードを提供することで、1つの回復手段を提供してくれるが、企業ユースでは十分な対策ではないだろう。例えば、退社した社員のコンピュータを強制的に復号するためにも、回復パスワードやキーを中央で管理しておきたい。

 Windows Server 2008のActive Directoryドメインサービスは、標準でBitLockerキーのバックアップ用ストアとして利用できる。Active DirectoryドメインサービスをBitLockerキーのバックアップ用に構成するには、グループポリシーの次の場所にあるポリシーを有効にするだけでよい。

●「コンピュータの構成」 → 「ポリシー」 → 「管理用テンプレート」 → 「Windowsコンポーネント」 → 「BitLockerドライブ暗号化」 → 「Active DirectoryドメインサービスへのBitLockerバックアップを有効にする」

 このポリシーを利用することにより、ドメインに参加するコンピュータで、BitLockerドライブ暗号化を有効、およびキーを更新した際に、自動的にTPMオーナーパスワードのハッシュ、回復パスワード、およびキーパッケージがActive Directoryのデータストアに安全に格納される(画面6)。

画面6● Active DirectoryをBitLockerキーのバックアップ用に構成すると、キーが自動的にバックアップされ、コンピュータオブジェクトの属性として保存される。参照できるのはドメイン管理者のみとなる

前のページへ < 123456 > 次のページへ



関連記事

▲ページの先頭へ戻る


注目のプロダクト

セキュリティ対策&コスト抑制に最適なプリントシステム「ICカード認証プリントマネージャーAS-D1」

Preview Showcace

多くの管理機能を自動化・自律化した最新のiSCSI SANストレージ「Dell EqualLogic PS5000シリーズ」

Windowsアプリケーションデリバリ−のデファクトスタンダード「Citrix XenApp」

Exchange Serverの効率的なバックアップ/リストア実現するデータ保護ソリューション「SnapManager for Microsoft Exchange」

大規模な仮想化環境やサーバ統合に最適なAMD Opteron搭載の2Uラック型サーバ「Sun Fire X4440 Server」

IBM System x、IBM BladeCenter標準添付の高機能システム運用管理ソフトウェア「IBM Director」

Windows Server 2008のNAP導入に最適なインテリジェント型L3スイッチ「CentreCOM 9424T/SP-E、CentreCOM GS900Mシリーズ、CentreCOM FS900Mシリーズ」

インタビュー

プロジェクト責任者に聞く「Windows Server 2008」開発の舞台裏

「前バージョンに比べ最大40%の削減を実現できる」

マイクロソフトのDB責任者に聞く、「SQL Server 2008」の開発目標と導入効果

「リレーショナル・データベースの枠を越えて“顧客の声”にこたえる」

その他のインタビュー

対応製品フォーカス

【クラスタリング・ソフト】
「CLUSTERPRO X 2.0」(NEC)

高精度の障害検知と柔軟なクラスタ構成に対応

【バックアップ・ソフト】
「Backup Exec 12 for Windows Servers」
(シマンテック)

Windows Server2008のデータを確実に保護

その他製品一覧

Videoリポート

【CeBIT 2008】
バルマーCEOがWindows Server 2008の省電力性をアピール

「前バージョンに比べ最大40%の削減を実現できる」

【独占インタビュー】
バルマーCEO、Windows Server 2008発売後の戦略を語る

入門講座

10分でわかるWindows Server 2008

「前バージョンに比べ最大40%の削減を実現できる」

Windows Server 2008への完全移行「6つの重要チェック」

「前バージョンに比べ最大40%の削減を実現できる」

Windows Server 2008が革新するITインフラストラクチャ

SOHOからデータセンターまで、すべてのシステムを支える!

Windows仮想化研究

Windows Server 2008標準の「Hyper-V」

ハイパーバイザ方式を採用した最新サーバ仮想化技術の実力

「Hyper-V RC1」緊急レビュー

Windows Server 2008標準搭載の仮想化ハイパーバイザを徹底解剖

[徹底チェック]
Windows Server 2008ターミナルサービス

新しくなった仮想デスクトップ管理環境の実力を探る

次世代仮想化プラットフォーム「Hyper-V」研究

サーバの仮想化はどう進化するのか!?

Windows Server World オンライン

Windows Server World On-line

実践運用管理

Windows Server 2008「NAP」大解剖

クライアント検疫機能「Network Access Protection」を検証する

「Active Directory」ドメインサービスの7つの強化ポイント

内部統制時代を迎え、進化するディレクトリサービス

システム管理者のための「IIS 7.0」概論

モジュール化を実現した新世代のWebサーバ

NAPとForefront Client Securityが実現するセキュアなネットワーク

安全・堅ろうなITインフラはWindows Server 2008で!

システム運用管理コストを削減する最新管理機能の全貌

確実に仕事を楽にしてくれる新機能が満載!

Vista最適活用講座

「Windows Server 2008&Vista」最適活用講座[Part1]

クライアントの導入・運用コストを削減する管理機能

「Windows Server 2008&Vista」最適活用講座[Part2]

NAPを利用したセキュリティ・レベルの保証

「Windows Server 2008 & Vista」最適活用講座[Part3]

最新テクノロジーによるリソースの効率利用

Windows Vistaとの連携でWindows Server 2008のパワーを最大化する

管理の効率化、可用性の向上、通信の高速化を実現するために

キャッチアップ

Windows Server 2008、日本のサーバ・ベンダーの期待度は?

各社は「信頼性」「可用性」「パフォーマンス」に注目

8割の組織がWindows Server 2008の採用に前向き

メリットは「セキュリティ、セットアップ/コンフィグの改善、仮想化」

“ハイパーバイザ・バトル”を制するのはだれ?――白熱する仮想化市場

王者VMwareに挑む、後発の大手ベンダーたち

Windows Server 2008 アップグレードに足る「9つの理由」

製品出荷の最終段階に入った次期サーバOSのベータ3を徹底検証

トレンド・フォーカス

[米国]早期導入企業から高い評価を得るWindows Server 2008

「セキュリティ」と「パフォーマンス」に賞賛の声(2008年03月03日)

[国内]マイクロソフト、Windows Server 2008 日本語版の開発完了を発表

ボリューム・ライセンス販売を3月1日から開始(2008年02月05日)

[米国]Microsoftの仮想化戦略、ライセンス変更やCitrixとの提携が新たな柱に

未導入ユーザーの獲得でシェア拡大を図る(2008年01月22日)

[国内]マイクロソフト、SQL Server 2008出荷に向けた取り組みを披露

注力点は「製品品質の向上」と「エンジニアの育成」(2008年01月15日)

[米国]Microsoft、仮想化ハイパーバイザ「Hyper-V」のベータ版を2カ月前倒しでリリース

正式版リリースは2008年下半期の予定(2007年12月14日)

[国内/米国]マイクロソフト、仮想化機能の正式名称を「Hyper-V」に決定

Windows Server 2008の価格とライセンス体系もあわせて発表(2007年11月13日)

[米国]Microsoftの仮想化戦略は「他ベンダーとの協調」

共同サポート体制の構築に関して柔軟な姿勢を見せる(2007年11月22日)

[米国]マイクロソフト、「Viridian」の主要APIをOSPの下で公開へ

特許権の非行使などを含め、顧客やオープンソース・コミュニティに無料開示(2007年10月26日)

Weekly Ranking

集計期間:11/28〜12/04



Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国