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Windows Server 2008

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【解説】
Windows仮想化をトータルに管理する「Virtual Machine Manager」

System Centerで変わる仮想環境のシステム運用管理

(2008年06月13日)

インテリジェントな配置提案で
ハードウェアリソースを最適化

 バーチャルマシンの作成は、個々のVirtual Server 2005 R2ホストで行うのではなく、Virtual Machine Managerから起動する「新しいバーチャルマシンウィザード」で1カ所から行える(画面3)。ウィザードではバーチャルマシンのハードウェアの構成を定義し、保存先として特定のホストやライブラリサーバを指定できる。

画面3● バーチャルマシンの作成は、Virtual Machine Managerのウィザードを使用して、中央から行う

 バーチャルマシンをホストに配置する場合は、Virtual Machine Managerがリソースの消費特性やプロセッサ、ディスク、メモリ、ネットワーク容量の要件、ホストのパフォーマンスデータ、およびあらかじめ選択されたビジネスモデルに基づき、適切な配置ホストを提案してくれる(画面4)。

画面4● Virtual Machine Managerは、バーチャルマシンの特性や展開先ホストのリソース、パフォーマンスデータから最適な配置ホストを星の数で提案する

 バーチャルマシンは、物理的なハードウェアからは切り離されているため、どのホストで稼働させるのかは重要ではない。データセンター全体のハードウェア利用効率が最大になるように配置し、負荷の状況に応じて配置を変更することも可能だ。

 バーチャルマシンの構成(VMC)とバーチャルハードディスク(VHD)は、ジョブとして展開され、LAN経由でホストに配置される。VHDは巨大なサイズになる場合もあり、「バックグラウンドインテリジェンス転送サービス」(BITS)を利用して転送される。

 また、Virutal Machine ManagerはファイバチャネルやiSCSI対応のSAN環境への展開もサポートしており、ホストがSANに接続されている場合は、「SAN転送」を選択することもできる。SAN転送を実行すると、LAN経由でファイルが転送される代わりに、バーチャルマシンを含む論理ユニット番号(LUN)がソースコンピュータから配置先ホストに再マップされるため、ファイルサイズに左右されない高速な転送が可能だ。

Column 1
小規模環境向けにオススメ 無償の「VMRCPlus」

 「Virtual Machine Remote Control Client Plus(VMRCPlus)」は、Virtual Server 2005 R2の管理Webサイトを介さずに、IISやWebブラウザなしでバーチャルマシンが管理できる無償のGUIツールだ。.NET Framework 2.0が利用可能な、Windows Server 2003/Vista/XP SP2以降のコンピュータで動作する。英語版のみの提供で、マイクロソフトからのサポートはないが、少数のVirtual Server 2005 R2ホストを管理するには、非常に使い勝手がよい。

 特に、ゲストOSのコンソール画面の操作は、ウィンドウのメニューやアイコンから、起動やシャットダウン、停止、リセット、状態の保存などを制御できるほか、仮想CD/DVDや仮想フロッピーディスクのマウントの操作もできる。標準の管理コンソールでは、いちいちWebベースの管理ツールでISOイメージやドライブをマウント指定しなければならないのだが、VMRCPlusなら直観的な操作で行える。

●VMRCplusのダウンロード
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=80adc08c-bfc6-4c3a-b4f1
-772f550ae791&DisplayLang=en

 

▲VMRC Plusは、Virtual Server 2005 R2環境をリモート管理するためのGUIツール。CD/DVDのマウントが簡単だ

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[国内/米国]マイクロソフト、仮想化機能の正式名称を「Hyper-V」に決定

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