【 ここから本文 】

Windows Server

ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示


Windows Server

[世界]
マイクロソフト、サーバ仮想化ソフト「Hyper-V」の正式版をリリース

単体製品としてサーバ当たり28ドルでの提供も開始

(2008年06月27日)

 米国Microsoftは6月26日、Windows Server 2008に標準搭載されるハイパーバイザ・ベースのサーバ仮想化ソフト「Hyper-V」の正式版をリリースした。

 Hyper-V正式版は、Windows Server 2008のほぼすべてのエディションに向けてダウンロード配布が開始されたほか、「Hyper-V Server」という単体製品としてもサーバ当たり28ドルで提供される。

 ちなみに、米国VMwareの主力のサーバ仮想化ソフト「ESX Server」と「ESXi」(サーバへの事前組み込みも可能なサーバ仮想化ソフト)の価格は、それぞれ2,995ドルと495ドルだ。

 Microsoftは、Hyper-Vの価格の安さに加えて、物理サーバと仮想サーバの容易な管理を実現するソフト「System Center Virtual Machine Manager」が顧客に支持されることを期待している。

 MicrosoftのWindowsサーバ/ソリューション担当コーポレート・バイスプレジデント、ビル・レイン(Bill Laing)氏は、「Windows Server 2008をインストールして管理できる人ならば、Hyper-Vで仮想マシンも容易にインストールできるはずだ。Hyper-Vでは、仮想化環境の管理に求められる操作習得の負担はあまりない」と語る。また、「現在、多くの顧客が仮想化のために多大な費用を投じている。われわれはHyper-Vによって、より幅広い顧客にすぐれた価値を提供していく」と付け加えた。

 Hyper-Vのリリースは、当初、今年8月までに行われる予定だったが、Microsoftは5月にそのリリースを前倒しすることを示唆していた(関連記事)。

Hyper-V正式版は、Microsoftのダウンロード・センターで提供されている

 InfoWorld米国版のレビュアーであるランダル・ケネディ(Randall Kennedy)氏は今週、Hyper-Vは技術的にVMwareほど強力ではないが、仮想化に対する要求があまり厳しくないWindows環境には十分だと述べた。

 同氏によると、Hyper-Vの“アキレス腱”は、仮想マシンの作成にサードパーティ製のWindowsデバイス・ドライバを使用する点にあるという。サードパーティのデバイス・ドライバを使用することでユーザーは高い柔軟性を得られる反面、VMware ESX Serverの仮想マシンに比べて障害が発生しやすくなると指摘している。

 これについてLaing氏は、リスクが誇張されていると反論した。同氏によると、Windows Server 2008で動作するデバイス・ドライバをHyper-Vはすべてサポートしているという。また、Windows Server 2008のユーザーは、Windowsのクライアント向けOSを利用するユーザーと比べて、使用するデバイスの数がはるかに少ないため、そのドライバ数もわずかだと同氏は述べた。

 Hyper-Vは開発の遅れから、稼働中の仮想マシンを物理サーバ間で移動できるライブ・マイグレーション機能など、いくつかの主力機能の搭載を見送っている。Laing氏は、見送った機能はWindows Server 2008 R2で提供される予定だと述べた。なお、R2のリリース時期は発表されていない。

 Laing氏は、x86サーバの仮想化はメインフレームと同じ道のりをたどるだろうと話す。メインフレームの仮想化は1970年代に開始され、1990年代には完全に市場へ浸透した。同氏は、x86サーバの仮想化はメインフレームの仮想化よりも速いペースで普及するとの見通しを示している。

(Eric Lai/Computerworld米国版)




関連記事

▲ページの先頭へ戻る


Active Directory 10th year

[特集]Active Directory

OpenLDAPからActive Directoryへ移行せよ

企業でActive Directoryを利用するメリットを徹底解説

Windows Server 2008 R2 シナリオ別活用法

最新サーバOSのメリットを今すぐ体感しよう!

エンタープライズPKI導入のススメ

Active Directory + PKIで手軽にセキュアな環境を手に入れる!

「Active Directory」ドメインサービスの7つの強化ポイント

内部統制時代を迎え、進化するディレクトリサービス

Active Directoryによる大規模ID管理の仕組み

ユーザーIDを統合管理するシステムを理解する

Computerworld Special

シンプルな運用管理が仮想化環境リソースを最大活用に導く

仮想化からクラウドまで、シームレスな運用管理を実現

仮想化環境だからこそ求められる高可用性 CLUSTERPROなら停止要因の約90%に対処可能

複雑化する仮想化環境の課題に対する“最適解”

シトリックス & マイクロソフトが語る仮想デスクトップの“今”と“これから”

「いつでも」「どこでも」同じデスクトップ環境を――Hyper-V 2.0とXenDesktop 4.0が実現する快適なVDI

ビジネスの視点からITを可視化する「Vantage 11」で企業の競争力強化を支援するコンピュウェア

ベース・コンセプトは“エンドユーザー体感”にあり

注目のホワイトペーパー

NEC

仮想化環境の現状と課題――求められるのは高可用性

仮想化環境でも業務システムを止めないために

Editors Watch

仮想化の“真実”

最新トレンドから実践情報、課題まで、IT基盤を支える最新テクノロジーを徹底解説

MS_can_to0403


Windows 7 解説

【解説】Windows 7を推奨する4つの理由、敬遠する4つの理由

新OSへの移行は、最良の経験にも最悪の経験にもなりうる

【連載】Windows XP→7快適移住計画

インストール前の準備から各種設定の移行まで、導入のノウハウを紹介!

【連載】Windows 7の“コンパネ”を極める!

コントロールパネルから見るWindows 7の新機能

【連載】Windows 7研究

ホームユーザー向け&企業向けのポイントを完全解説!

【連載】Windows 7の仮想ハードディスクがスゴイ!

手軽にOSテストもできるVHDってナンだ!?

マイクロソフトITプロ 情報カレンダー

ようこそWindows 7への扉へ

Windows仮想化研究

徹底検証 Hyper-V 2.0

“10のポイント”で最新仮想化環境の「実力」を探る!

【連載】仮想化の教室

仮想化技術のすべてをここで学べる!

Hyper-Vクラスタで作る! “本気”の仮想化環境

Hyper-V クイックマイグレーション導入のススメ

Hyper-V Server 2008導入ガイド + Q&A

“無償”の仮想化専用Windows Serverを使い倒す!

[徹底チェック]
Windows Server 2008ターミナルサービス

新しくなった仮想デスクトップ管理環境の実力を探る

実践運用管理

Windows PE
完全活用ガイド

システム管理者に使いこなしてほしい“究極”のトラブル解決ツール

Server Core
運用管理マニュアル

コマンドラインでサクサク&ラクラク管理!

Windows Server 2008「NAP」大解剖

クライアント検疫機能「Network Access Protection」を検証する

NAPとForefront Client Securityが実現するセキュアなネットワーク

安全・堅ろうなITインフラはWindows Server 2008で!

入門講座

Windows Server 2008 R2×64ビット サーバ“超”進化論

Windows Server 2008 R2×64ビットで何が変わる?

Windows Server 2008 R2 「キーテクノロジー」

“7つ”の最新機能にフォーカス!

Windows Server 2008への完全移行「6つの重要チェック」

「前バージョンに比べ最大40%の削減を実現できる」

インタビュー

マイクロソフトのクラウド戦略――レイ・オジー氏が語る「Windows進化論」とは

「Windows Azureは開発者が“価値”を生み出す場になる」

「Dynamic IT」が目指すものとは――マイクロソフトの運用管理製品責任者に聞く

「企業のIT管理は仮想化で劇的に変わる」

その他のインタビュー

Windowsプラットフォーム

Weekly Ranking

集計期間:03/09〜03/15


キャッチアップ

マイクロソフト幹部、「Azure」によるデータセンターのクラウド化を展望

Windows Serverとの“補完関係”を強化し、オンプレミス方式への復帰も容易に

「ITエンジニアは命であり生命線であり将来だ」――マイクロソフトが開発者支援強化を明言

SQL Server 2008早期実証プロジェクト結果も公開、パートナーとの連携もアピール

Windows Server 2008、日本のサーバ・ベンダーの期待度は?

各社は「信頼性」「可用性」「パフォーマンス」に注目


Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国