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[米国]
キューロジックとエミュレックス、8Gbpsファイバ・チャネル製品を相次いで発表
HPはキューロジック製品を再販――8Gbps製品普及の兆しか
(2008年03月17日)
米国QLogicは先週、スループットが8Gbpsのファイバ・チャネル・スイッチと、これに対応する8Gbpsのホスト・バス・アダプタ(HBA)を発表した。QLogicに先立つ形で、米国Emulexも8Gbps HBAファミリーの「LightPulse LPe12000」をリリースしている。
両ベンダーの製品は、今日主流となっている4Gbpsのファイバ・チャネル技術と比べて2倍のパフォーマンスを備えている。加えて、I/Oスケーラビリティが強化されており、仮想サーバ上で動作するアプリケーションの数が増加してもパフォーマンスに支障をきたさないよう設計されている。
両社は、それぞれの新製品を利用することで、従来よりも少数のサーバにアプリケーションを統合でき、調達/管理/冷却/電力コストなどの削減を実現するとしている。
米国IDCのストレージ・システム担当バイスプレジデント、リック・ビラーズ(Rick Villars)氏は、「4Gbpsのファイバ・チャネル・スイッチとHBAが、すでに4年も市場に出回っていることを考えると、2008年に次世代の8Gbpsファイバ・チャネルへの移行が始まっても何ら不思議ではない」と述べた。
一方、QLogicのマーケティング担当バイスプレジデントであるフランク・ベリー(Frank Berry)氏は、多くの組織が既存サーバとストレージ・インフラを8Gbps仕様へと一斉に変更する可能性は低いものの、マルチコアCPU/マルチプロセッサ構成のブレード・サーバは8Gbpsファイバ・チャネルの採用を加速させる要因になると語った。さらに同氏は、「サーバおよびストレージ・リソースを抽象レイヤの背後にプールしておく仮想化技術を利用する際にも、今後8Gbpsファイバ・チャネルが提供する高速スループットが必要になる」と説明した。
Berry氏によれば、QLogicの8Gbps新製品は、未使用時に電源を切ったり、使われているPCIバスの種類を判別して消費電力を調整したりするなど、環境に配慮した多数の機能が追加されているという。例えば、第1世代のPCI-Xバス・カードは8つのI/Oレーンを持つが、第2世代のPCI-Xバス・カードは4レーンしかない。新製品が第2世代のPCI-Xバス・カードを検知すると、HBAがほかの4レーンをシャットダウンし、エネルギー効率を高めることができるという。
Emulexのワールドワイド・マーケティング担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、マイク・スミス(Mike Smith)氏は、同社の顧客は、マルチコアCPUを搭載したブレード・サーバの活用ばかりでなく、仮想化技術を利用したサーバ統合にも強い関心を寄せていると話した。
また、米国Hewlett-Packard(HP)は、QLogicのファイバ・チャネル・スイッチやHBAを再販し、自社の「HP StorageWorks 8Gb Simple SAN Connection Kit」にもこれらを組み込んでいる。同キットには1つのスイッチ、4つのHBA、8Gbps SFP、ケーブルなどが同梱され、価格は8,199ドルで提供されている。QLogicによれば、新製品は4Gbps HBAに対してごくわずかなプレミアム料金を上乗せした価格にとどめるという。
なお、QLogicは、8Gbpsファイバ・チャネルが必要とされる理由のトップ10として、仮想化(1位)、サーバ・コンソリデーション(2位)、「Oracle Database 11g」(3位)、「Microsoft Exchange」(4位)、ディザスタ・リカバリ(5位)、ビジネス・コンティニュイティ(6位)、グリーンIT(7位)、第2世代PCI Express(8位)、Windows Server 2008(9位)、Web 2.0(10位)を挙げている。
(Lucas Mearian/Computerworld 米国版)
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