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【NetApp Focus 2008】
競争力の高いデータ管理基盤をいかに構築するか――ネットアップが提示する仮想化活用の実際
データ管理における豊富なノウハウに基づくNetAppストレージ/仮想化製品群
(2008年05月19日)
企業のデータ管理基盤は肥大化、複雑化の一途をたどっている。その結果、運用管理コストは跳ね上がり、ビジネスの変化に即応できるようなデータ・アクセスを提供することも難しい状況になっている。そうした課題を抱えるユーザーに解決策を提示するためのネットアップ主催コンファレンス「NetApp Focus 2008」が4月17日、東京都内で開催された。本稿では、仮想化技術の活用を中心としたIT基盤最適化の指針や、仮想化環境の構築・運用を支える各種技術/製品などについて語られた同コンファレンスの模様をお伝えする。
文:岡崎勝己
写真:片岡 純
戦略的IT投資の促進に向け
仮想化を使ったIT構造改革を
| 写真1:「IT構造改革を行うことで総投資額を削減でき、戦略的IT投資を行えるようになる」と語るアイ・ティ・アール代表取締役でシニア・アナリストの内山悟志氏 |
「IT構造改革は投資負担を伴うものだ。しかし、それにより今後10年以上も耐えうる、低運用コストの効率化されたシステム環境の構築が実現される。結果的には総投資額を大幅に削減できるようになる」――NetApp Focus 2008コンファレンスの基調講演に登壇したアイ・ティ・アール代表取締役/シニア・アナリストの内山悟志氏(写真1)は、企業におけるIT構造改革の重要性をこう訴えた。
内山氏によると、日本企業の場合、総ITコストに占める既存システムの運用管理/維持に必要なコストは、レガシー・システムが依然として広く利用されていることを背景に、欧米諸国よりも総じて高いという。その結果、競争力強化のために不可欠な戦略的IT投資を行うことが難しい状況にあると同氏は語った。つまり、戦略的IT投資を行うためにもIT構造改革が必要というわけだ。
IT構造改革を推進するための具体的なアプローチの1つとして内山氏が提示したのが、ITリソースの仮想化だ。ストレージなどのITリソースを仮想化すれば、余計なリソースを追加する必要がなくなるためにコスト削減につながるほか、ビジネスの変化にも柔軟に対応できるようになる。しかも、各システムを統一的なポリシーで運用できることから、ITリスクの低減にもつながるという。
環境変化を見据えたうえで、戦略的な情報活用と業務の高度化を実現できるIT基盤を構築することが重要だと、内山氏は強調し、仮想化の有効性を訴えた。
重複除外などの技術を活用し
仮想化を扱いやすい技術にする
| 写真2:「他社のストレージと比較し、NetAppシステムではスペース、消費電力量、発熱量をそれぞれ50%、52%、51%削減することが可能」と語る米国NetAppのCEO、Dan Warmenhoven氏 |
内山氏に続き、ゼネラルセッションのスピーカーとして、米国NetAppのCEO、Dan Warmenhoven(ダン・ウォーメンホーヴェン)氏(写真2)と、エグゼクティブ・バイスプレジデントのRob Salmon(ロブ・サーモン)氏(写真3)が登壇した。
Warmenhoven氏は、「他社の一般的なストレージと比較し、NetAppのシステムではスペース、消費電力量、発熱量をいずれも50%以上削減することが可能である」と、パフォーマンス面でのNetApp製品の優位性を訴えた。また、Salmon氏は、「世界2位のIT消費国である日本市場は、当社にとってきわめて重要。高機能かつ信頼性の高い製品を提供することに加え、今後はパートナーへのサポートの強化やハイタッチ営業体制の拡充を通じて、さらなるユーザーの開拓を図りたい」と、日本市場における今後の展開について説明した。
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グリーンIT/プロビジョニング/自律コンピューティング

