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[米国]
シスコとジュニパー、対極のネットワーク構築アプローチを提唱
(2005年05月09日)
米国ラスベガスで2005年5月1〜6日に開催されたInteropで、ネットワーク機器最大手の米国シスコ・システムズのCEO(最高経営責任者)、ジョン・チェンバース氏と、同業界のライバルである米国ジュニパー・ネットワークスのCEO、スコット・クレンズ氏がそれぞれ基調講演を行い、ユーザーが安全な有線/無線の企業ネットワークを構築する際のアプローチについて、「ワンストップショップ」と「マルチベンダー」という対極の方向を提唱した。
チェンバース氏は、企業はさまざまなベンダーから特定用途の製品を個別に購入するのではなく、戦略的パートナーとなるベンダーと取り引きしたいと考えていると強調したうえで、1台で多用途に対応する製品、あるいは1社のベンダーの相互に連携する多様な製品を利用することが得策だと述べた。
「音声、ビデオ、データを扱える安全なインフラを運用する場合、その構成要素をそれぞれ異なるベンダーから調達すると、それらのサポート・コストは莫大になる。いかに費用の節約を図っても、それらを連携させるために要する時間とコストで帳消しになってしまう」(同氏)
一方、クレンズ氏は、ジュニパーは安全で高速なネットワーク・トランザクション処理に特化した技術を提供し、ほかの領域ではさまざまな専門ベンダーとパートナーシップを組んでいると語った。「われわれはすべてをカバーするのではなく、真に重要な領域に集中している」
だがクレンズ氏は、現在の業界環境の下では小規模ベンダーが生き残るのは難しいとも語り、先週同社が発表したペリビットとレッドラインの買収を引き合いに出した。また、企業ネットワーク・セキュリティのマルチベンダー標準確立に向けてジュニパーが進めているInfranetとEnterprise Infranetの取り組みの重要性を強調した。
「人々はオープン標準と選択肢を求めている。例えば、IP PBX製品の購入判断によってルーティングやスイッチング、セキュリティ製品に関する判断が左右されるべきではない」(同氏)
Interop来場者の多くは、無線やセキュリティ、ネットワーク統合といった技術発展が急速に進んでいる分野では、こうしたマルチベンダー・アプローチを取っていると述べていた。
(Originally reported by Phil Hochmuth and Danise Duble, Network World)
(Network World (US))


