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[北米/欧州]
【F5ネットワークス調査】
WANの帯域不足がディザスタ・リカバリのネックに
63%の企業が「リカバリ要件を満たせない」と回答
(2007年04月03日)
欧米企業の3分の2はWANの帯域不足に悩んでおり、緊急時のリモート・サイトの複製/バックアップ要件を満たせない――米国F5ネットワークスは先ごろ、こんな調査結果を明らかにした。
この調査は、F5ネットワークスから依頼を受けたフォレスター・コンサルティングが、昨年12月から今年1月にかけて実施した。調査対象は、北米もしくは欧州に本拠を置く、従業員数1,000人以上の企業のIT管理者もしくは責任者。有効回答数は504で、その内訳は北米企業が200、欧州企業が304だった。
調査報告書によると、リモート・サイトの80%以上を一元的なデータ複製やリモート・バックアップ技術によって保護していると答えた回答者は、北米企業ではわずかに16%、欧州企業でも15%しかいない。この点について同報告書は、「このことは、企業のディザスタ・リカバリが、ローカルでのバックアップや、オフサイトにあるテープ保管庫の利用に依存しているか、あるいはディザスタ・リカバリ対策そのものが一切準備されていないことを意味する。いずれにしろ、企業にとって好ましい状態とは言えない」と指摘している。
また回答者の63%は、帯域の不足が原因で自社のディザスタ・リカバリ計画の要求を満たせないと答え、災害発生時にはサイトの大部分が孤立するとの懸念を示した。
しかし、こうした問題は帯域を増やすだけでは解決しない。いたずらに拡大を試みるのではなく、現在の帯域を十分に活用すれば、不可能と思われる条件でもクリアすることは可能だ。
調査の依頼主がWANアクセラレータ・ベンダーであることを考えれば特に不思議でもないことだが、同報告書では、より大きな帯域を確保するよりも、WAN高速化技術の導入を検討すべきだと提言している。ちなみに、北米企業と比べると、欧州企業のIT管理者のほうが、同技術およびその可能性に関する認識が全般的に低いという。
F5ネットワークスは、WANのボトルネックを放置すると、保護できるアプリケーションやサイトの数が少なくなってしまうと警告している。
「不備の多いディザスタ・リカバリ・システムで妥協している企業が多いのは問題だ。当社の『WANJet』をはじめとするWAN最適化デバイスを使用すれば、帯域確保に要するコストのほんの一部で、ディザスタ・リカバリの効率性を高めることができる」(F5ネットワークスの製品マネジメント担当ディレクター、アミート・ディロン氏)
一方、同報告書を執筆したフォレスター・コンサルティングは、報告書の最後に、WAN高速化アプライアンスに関して、こうアドバイスしている。
「WAN高速化アプライアンスを評価するときは、アプライアンス・ベンダーがどれほどの手間と時間をかけて、独立系ソフトウェア・ベンダーやストレージ・ベンダー、ストレージ・ネットワーキング・ベンダーの製品との互換性を確保しているのかに注目するとよい。ケース・スタディやユーザー・レビューなどを参考にしながら、製品の機能性や導入メリットをあらかじめ把握しておくことも重要だ」
(ブライアン・ベット/Tecworld オンライン米国版)
- 米国F5ネットワークス
- http://www.f5.com/
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