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[米国]
マイクロソフトとパケッティア、WAN最適化アプライアンスを共同で開発/提供
マーケティング分野でも提携
(2007年05月14日)
米国マイクロソフトと米国パケッティアは5月7日、点在する支社間の通信環境を最適化するアプライアンス「Packeteer iShaper」を、共同で開発/提供していくことを明らかにした。
iShaperは、WindowsアプリケーションとパケッティアのWANスループット最適化技術(高速化技術)を組み合わせた製品であり、長距離・大容量データ通信の高速化を実現するものだ。
マイクロソフトのWindows Serverブランチ/ストレージ・ソリューションズ担当ディレクター、バラ・カシビスワナタン氏は、「Windows Serverに搭載されているドメイン管理の『Active Directory』や、セキュリティ・ゲートウェイの『Internet Security&Acceleration Server』などの機能と同製品とを連携させれば、セキュリティの強化やデータ保護が実現できる」と語った。
両社によると、iShaperは600種類以上のアプリケーションをサポートし、50人以上のエンドユーザーがいる支社を対象にしているという。出荷開始は2007年第4四半期(6月30日締め)後半の予定で、年内には新たな追加モデルも完成する見込みだという。なお、今後両社は同製品の技術開発とマーケティング分野で協力し、同製品の製造はパケッティアが行うとしている。
米国エリックソン・リタイアメント・コミュニティーズのCTO(最高技術責任者)であるスコット・エリックソン氏は、iShaperを「潜在能力がある製品だ」と評価する。同社は、パケッティアの既存アプライアンスである「PacketShaper」を使用しており、iShaperのベータ・テストにも参加している。
エリックソン氏はiShaperの“潜在能力”の1つとして、低価格を挙げる。
「同製品は最小構成価格が1万1,000ドルからとなっている。これは、当社の支社にとって検討に値する魅力的な金額だ」(エリックソン氏)
米国ヤンキー・グループ・リサーチのアナリスト、ゼウス・ケラバーラ氏は、両社が共同でマーケティング活動を行うことは、マイクロソフトにとってプラスになると指摘する。なぜなら、マイクロソフトはパケッティアの高速化技術に関心を持つ顧客に対して、自社のサーバ・ソフトを売り込むことができるからだ。
ケラバーラ氏によると、現在WAN最適化分野は急成長しており、その勢いは今後さらに加速するという。
「これまでパケッティアはWAN最適化分野でリーダー的存在だったが、ここ2年間は米国リバーベッド・テクノロジーが売上高においてパケッティアをしのいでいる。また、米国トリックス・システムズもWAN最適化製品を提供している。今後もさまざまなベンダーが同市場に製品を投入することはまちがいない」(エリックソン氏)
(マット・ハンブレン/Computerworld オンライン米国版)
- 米国マイクロソフト
- http://www.microsoft.com/
- 米国パケッティア
- http://www.packeteer.com/
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