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[米国]
ブロケード、分散データの管理/統合ソリューションを発表

ダイレクタ製品には各種新機能を搭載

(2007年05月31日)

 米国ブロケードは5月29日、地理的に分散したデータの管理/統合機能を提供するソリューションを発表した。同時に、10Gbpsのファイバ・チャネル(FC)接続を新たにサポートするなど、ダイレクタ(大規模スイッチ)製品の機能強化も図っている。

 「Brocade Branch File Management Solutions」と呼ばれる同ソリューションは、ファイル管理ソフト「StorageX 6.0」とファイル・コンソリデーション・ソフト「Branch File Manager 2.0」から構成されている。StorageXは2006年のニービュー買収の際に取得した製品で、Branch File Managerはタシット・ネットワークスからのOEM製品である。

 このうちStorageXは、マイクロソフトの「Windows Server 2003 R2」と緊密に連携するファイル管理ソフトで、UNIX/Linuxのネットワーク・ファイルシステムに対応するとともに、強力なマイグレーション機能を備えている。また、「Red Hat Enterprise Linux 4」や「Solaris 10」、「EMC Celerra」(NASシステム)、「AIX」および「HP-UX」をサポートしている。

 FAN(File Area Network)向けに提供される「File Lifecycle Manager 4.0」は、その名のとおりファイルのライフサイクルを管理するためのソフトだ。これを利用すると、システムを停止させることなくファイル移行作業を自動化したり、リカバリ作業を実行したりすることができる。

 このFile Lifecycle Managerは、ネットワーク・アプライアンスのNAS製品に対応している。また、ファイルを手作業で2次ストレージ・デバイスに再移動させることができ、ファイルを復旧させる際に「Microsoft Active Directory」のグループを特定することも可能だ。

 一方、ハードウェアに関しては、ダイレクタ製品の「Brocade 48000 Director」で10GbpsのFC接続が新たにサポートされた。ダイレクタ・ブレード「Brocade FC10-6」がインストールされたBrocade 48000 Directorを用いれば、リモート・サイトのシステム同士を連動させたディザスタ・リカバリが可能になり、未使用のダーク・ファイバもしくは広帯域な分割多重帯域を活用できるようになる。

 SAN管理ソフト「Brocade Enterprise Fabric Connectivity Manager(EFCM)」には「Advanced Call Home」と呼ばれる技術が加わった。これは、ストレージ機器に問題が発生したときに、そのストレージ・ベンダーに自動的に連絡を入れる機能である。

 EFCMと同時に、「Brocade Fabric Manager」にもパフォーマンス監視機能が追加され、ボトルネックやエラーに迅速に対応できるようになった。リアルタイムでのパフォーマンス・データや履歴情報は、ファブリック接続環境全体のキャパシティ計算に有用だ。

 さらに、Brocade 48000 Director用ルータ・ブレード(FR4-18i)および「Brocade 7500」では、書き込み機能の高速化が図られ、ディスク・ミラーリングや遠隔地ディザスタ・リカバリ作業におけるパフォーマンスが2倍に向上したとブロケードは述べている。

 そのほか、ブロケード製品とマクデータ(ブロケードが昨年8月に買収)のスイッチとの相互運用を実現する「Brocade Access Gateway」が、エントリー・レベルのスイッチ「Brocade 200E」に適用されている。

 なお、ブロケードは29日に、ストレージ仮想化とデータ保護を行う、Brocade 48000 Director向けのアプリケーション・ブレード「FA4-18」と「Brocade 7600 Application Platformも発表している。両製品とも、EMCのストレージ仮想化プラットフォーム「Invista」や、継続データ保護/レプリケーション・ソフト「EMC Recoverpoint」をサポートしている。

(デニ・コナー/Network World オンライン米国版)




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