【 ここから本文 】
- TOP
- > Topics : ネットワーク機器
- >
ネットワーク機器
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
シスコ幹部、マイクロソフトとの協力内容の一部を明らかに
ユニファイド・コミュニケーション分野で両社製品の連携を強化
(2007年09月20日)
米国シスコシステムズの幹部は9月18日、米国マイクロソフトとの協力内容の一部を明らかにした。Web会議やプレゼンス(在席)情報、音声メールなど、ユニファイド・コミュニケーション分野で両社製品の双方向性を強化していくという。
シスコの会長兼CEOであるジョン・チェンバース氏と、マイクロソフトのCEOであるスティーブ・バルマー氏は8月21日、PBS放送のニュース番組「Charlie Rose」にそろって出演し、両社の技術を連携させ、協力体制を強化していくと明言した。
しかし、その時点では協力内容の詳細は明らかにされておらず、「見せかけの和平を演出しているだけ」という冷ややかな見方もなされていた。
シスコでユニファイド・コミュニケーション事業部門のゼネラル・マネジャー兼バイスプレジデントを務めるリック・マッコーネル氏は、そんな見方を払拭するかのように、シスコとマイクロソフトの取り組みについて、その詳細の一部を明らかにした。
同氏によると、現在はシスコのユニファイド・コミュニケーション・システムで収集されたデータを、マイクロソフトの「Office Communications Server(OCS)」に移管し、同サーバ経由でクライアントPCに配信するという作業を共同で行っているという。
現在、シスコの通話管理ソフトウェア「Unified Communications Manager」を導入している企業では、従業員の1人が電話を受けると、同僚が使っているマイクロソフトのメッセージング・クライアント「Office Communicator」には、その従業員が電話中であるという情報が表示される。
しかし従業員がOffice Communicatorに離席しているという、プレゼンス情報を入力しても、同僚が使っているシスコのIP電話(Unified Communications Manager)には、その情報が表示されないという問題がある。
マッコーネル氏は、こうした在席情報機能を統合し、両製品どうしでやり取りができるようになれば、こうした問題は解消されるとしている。
「少なくとも1日に1回以上、シスコの顧客から、マイクロソフト製品との連携強化を求める声が寄せられている。われわれはこうした声にこたえなければならない」(マッコーネル氏)
マッコーネル氏によると、ユニファイド・コミュニケーション分野を担当するシスコとマイクロソフトの上級幹部は、四半期に1回以上のペースで話し合いを重ねているという。
しかし同氏は、シスコとマイクロソフトがライバルどうしであるということも認めている。同氏によると、ユーザーの在席情報の共有と音声メールに関するマイクロソフトの取り組みは、シスコよりも消極的だという。
その理由についてマッコーネル氏は、これらの分野でシスコとマイクロソフトの製品を比較するとシスコ製品に軍配が上がり、この分野を完全に支配するというマイクロソフトの望みが実現できなくなるためだと説明する。
「マイクロソフトがこれらの分野をほんとうに理解するには、まだ時間がかかるだろう」と同氏はコメントしている。
(スティーブン・ローソン/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- 米国シスコシステムズ
- http://www.cisco.com/
- 米国マイクロソフト
- http://www.microsoft.com/
「現在進行中」のうわさは否定したものの、「将来の可能性」には含み
「今後さまざまなアプリケーションをSaaSモデルで提供」
[北米/欧州]【フォレスター調査】 IP電話への移行が本格化――関連予算は拡大傾向に
半数以上の企業は「数年以内に完全移行する予定」と回答
ウェブエックス買収を機に新ビジネス・モデルに注力へ
[米国]【TechEd 2007 リポート】マイクロソフト、ホステッド型Web会議サービスの新版を発表
UI刷新に加えVoIPを新たにサポート
[米国]【Interop Las Vegas 2007 リポート】大手通信ベンダー、企業向け無線LAN製品を続々発表――それぞれの“売り”とは
IEEE 802.11nの正式承認をにらみ、多機能をアピール



