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[世界]
【オーバム調査】
2006年の世界Ethernet市場はAPACが牽引
市場規模98億ドルのうち50%超をAPACが占める
(2007年11月02日)
英国の調査会社オーバムは10月30日、全世界のエンタープライズ向けEthernetサービスが2006年に32%成長し、98億ドル規模に達したというリポートを発表した。そのうち、アジア太平洋地域(APAC)が全体の50%以上を占めている。
APACでの市場規模はポート数30万以上、売上高55億ドル(全世界のEthernetサービス売上高の56%弱)と、2006年はサービス量で世界をリードしている。
オーバムによると、この状況も5年以内に変わる見込みだという。2007〜2012年に予想されるEthernetサービスの売上高のうち、およそ59%を日本と米国が占めることになるとしている。また、その間、最大のEthernet市場が日本で、米国と英国がこれに続くと予想している。
ただし、同リポートの共同執筆者であるシニア・アナリストのイアン・レッドパス氏は、「日本は成熟市場の様相を呈しているが、他の多くの国ではまだEthernetは初期導入の段階だ」と指摘する。
同氏は、Ethernet市場が拡大する背景を次のように分析している。「新規参入のEthernetサービス・プロバイダーが市場の発展を促す触媒となっている。成長を牽引している要因はさまざまだが、ユーザーにとっては、既存のレガシー・サービスの契約が満了したときに、Ethernetサービスへ切り替えたほうが経済的である点が、採用を促す大きな原動力となっている」
オーストラリアでもEthernetへの関心が高まっている。今年8月にはユーイーコムがオーストラリアのキャリアとして初めて「Metro Ethernet Forum(MEF)」に加入した。MEFは全世界の120以上の組織が参加する業界団体である。
MEFは、キャリア・クラスのEthernetネットワークおよびサービスにおける全世界での採用促進や相互運用性向上、標準化に取り組んでいる。
マーケット・クラリティのCEO、シャラ・エバンズ氏は、オーストラリアにおける高速ブロードバンドの導入が、今後数年にわたりEthernet市場の成長を後押しするだろうと述べている。
「私はこれまで数年間、MEFの標準化作業を見守ってきた。LAN技術にすぎなかったEthernetが、エンタープライズ・ネットワークに求められるQoS(Quality of Service)をはじめ、さまざまな機能を完備した堅牢なキャリア・グレードのサービス・アーキテクチャへと変わるのを目の当たりにしてきたのだ」(同氏)
(サンドラ・ロッシ/Computerworld オーストラリア版)
- Metro Ethernet Forum (MEF)
- http://metroethernetforum.org/page_loader.php?p_id=84&index=1
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