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[欧州]
GoogleのDoubleClick買収、欧州委も承認へ
数週間以内にも承認される見通しだと業界筋
(2008年03月07日)
業界の観測筋によれば、米国Googleが計画中のインターネット広告会社、米国DoubleClickの買収に関して、欧州委員会(EC)が数週間以内にも承認する見通しだという。
この買収取引は、すでに株主に承認され、米国連邦取引委員会(FTC)も昨年12月に承認しており、ECの判断が残された最後のハードルとなっている。ECは、今年の4月2日までに買収取引について判定を下すとしているが、もはやECに買収を阻止する時間はないと見られている。
仮に買収取引を調査中のEC職員が買収の阻止、もしくは買収内容の大幅変更を意図している場合は、Googleに対して正式に異議を表明する必要がある。Googleはその後、規制当局の懸念を解消する改善措置を提案する機会を与えられる。提案に失敗した場合、Googleは委員会関係者に直接申し立てを行える。その後、同委員会の判定案はECに加盟している27カ国の規制当局者の会合で討議されることになる。
欧州企業の合併調査で実務経験を持つある弁護士は、「ECがこの取引に異論があるなら、正式通知をすでにGoogleに送っていなければならない。取引の阻止に必要なすべての行為を終える時間は、もはやないだろう」と話す。
競争担当委員のニーリー・クロエス(Neelie Kroes)氏は今年2月、この買収取引を調査している自分のチームは、買収によって生じるプライバシー問題を考慮しないと述べ、公正な市場競争への影響度のみで買収を判断することを強調した。
Googleは、昨年9月に欧州の競争規制当局に対して今回の買収を通知した際、自社の活動はDoubleClickの活動とまったく重複しないと主張した。Googleは、自社をオンライン広告スペースのプロバイダーであると述べ、DoubleClickは「広告主・広告代理店・Webパブリッシャーに対して、ディスプレイ広告の配信/管理/リポーティング技術を提供する会社」であると説明した。
それにもかかわらず、ECは、今回の買収がなければ、オンライン広告仲介市場でDoubleClickがGoogleの有力なライバルに成長するのではないかと考え、昨年11月に調査を開始した。
なお、この件についてECとGoogleから正式なコメントは発表されていない。
(Paul Meller/IDG News Service ブリュッセル支局)
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