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[米国]
マイクロソフト、ヤフーとグーグルの提携を「反競争的行為」と批判
「提携は市場競争の後退招く」と反トラスト法小委員会へ訴え
(2008年07月16日)
最後に勝ち残るのは……
上院議員らが懸念するのは、両社の提携でオンライン広告の競争が鈍り、プライバシーに対する不満が増すのではないかという点だ。「Yahoo!がGoogleの単なる一部門に成り下がるのではないかと危惧している。インターネット広告市場をさらに伸ばすには、その活力と競争力を維持することが必要だ」とウィスコンシン州選出の民主党上院議員で小委員会の会長を務めるハーブ・コール(Herb Kohl)氏は不安をのぞかせる。
また、バーモント州選出の民主党上院議員、パトリック・リーヒー(Patrick Leahy)氏は、競争上の問題と同じく、インターネット・ユーザーのプライバシーに及ぼす潜在的影響も不安だと語る。Leahy氏は、企業による個人情報の取り扱いを定めた新たな個人情報保護法を可決するよう議会に要求した。
一方、MicrosoftのSmith氏は、「もしYahoo!とGoogleの提携がこのまま進めば、議会が全米規模のプライバシー・ポリシーを制定する必要はなくなる。すでに国家的なポリシー、つまりGoogleのポリシーがあるからだ」と皮肉る。
上院議員らは、すでに検索広告の顧客2社から意見聴取している。AT&Tの「Yellowpages.com」は、両社の提携は小規模な広告主にマイナスになると主張しているが、住宅改修の専門サイト「AsktheBuilder.com」のティム・カーター(Tim Carter)氏は、Yahoo!にとってはむしろ競争力を維持するうえで助けになるとの見解を示した。
「Webサイトの広告スペースを他社に貸し出し、事実上何もしないで収益を得られるとしても、それをやめさせる権利はだれにもない。だれが損をするというのか? ビジネスというジャングルで別のやり方を採用した会社にとっては一大事かもしれないが、私が幼少期に義理の父から聞かされたとおり、結局は頭のよいほうが勝つのだ」とCarter氏は話す。
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