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【解説】
IT管理者の視点で考えるWindows Vistaのメリット
Windows XPを継続するか、Windows Vistaに移行するか
(2008年06月23日)
互換性問題は仮想化。テクノロジーでカバーする
前述したとおり、Windows Vistaに対応していないレガシーなアプリケーションの存在は、Windows Vistaへの移行をはばむ大きな要因となる。しかし、解決手段がないわけではない。
Windows XP上でしか動作しないアプリケーションを、Windows Vista上で動かす方法として、仮想化テクノロジーを利用する方法がある。Virtual PC 2007(無料)を利用すれば、Windows Vista上でWindows XPをインストールした仮想マシンを稼働させ、その中でWindows XP専用のアプリケーションを実行できる(画面6)。
| 画面6:Virtual PC 2007(無料)を利用して、Windows Vista上でWindows XPの仮想マシンを稼働させれば、その中でレガシーなアプリケーションが実行できる |
また、プレゼンテーションの仮想化やアプリケーションの仮想化を用いる方法もある。プレゼンテーションの仮想化とは、ターミナル・サービスやRemoteAppを利用してアプリケーションを展開する方法だ。一方、アプリケーションの仮想化は、アプリケーションをOSから分離する仮想ランタイム環境のテクノロジーである。
Microsoftは、ソフトウェア・アシュアランス契約者向けに「SoftGrid Application Virtualization」を販売している。これを利用すれば、最新のクライアント環境において、問題を起こすことなく旧バージョンのアプリケーションを実行することができる。
なお、プレゼンテーション/アプリケーションの仮想化には、Citrix Systemsの「Citrix Presentation Server」など、他ベンダーの製品を選択することも可能となっている。


