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【解説】
Windows仮想化をトータルに管理する「Virtual Machine Manager」
System Centerで変わる仮想環境のシステム運用管理
(2008年06月13日)
【Part2】
P2V変換とV2V変換を実況レポートする
Virtual Machine Managerの主要な機能は仮想データセンターと呼ぶべき大規模環境で威力を発揮するものだ。しかし、P2V変換およびV2V変換機能は、少数の仮想ホストを運用する(したい)管理者にとっても、非常に魅力的な機能だろう。具体的な手順を見ることで、いかに簡単に、しかも安全に移行できるかを実感できるはずだ。
簡単、スピーディ、かつ確実なオンラインP2V変換
【P2V(物理−バーチャル)変換】
Part1で解説したように、P2V変換には、オンラインとオフラインの2つの方法がある。どちらの方法を利用するかは、Virtual Machine Managerの「物理サーバ変換ウィザード」が判断し、適切に制御するため、ユーザーは区別することなく同一のウィザード、同一の手順で変換可能だ。ここでは、実際にオンラインP2V変換を行う様子をレポートしよう。
【Step1】変換元物理サーバの準備
Virtual Machine Managerがバーチャルマシンへの変換をサポートするのは、次のOSだ。
- Windows 2000 Server SP4
- Windows Server 2003 SP1以降
- Windows Server 2003 R2以降
- Windows XP SP1以降
このうち、Windows 2000 Server SP4を実行するコンピュータと、Windows Server 2003を実行するオフラインのコンピュータは、オフラインP2V変換が実行される。オフラインP2V変換の場合は、Virtual Machine Managerサーバに「Windows AIK」がインストールされており、変換元コンピュータには512MB以上の物理メモリを搭載している必要がある。
それ以外の構成では、常にオンラインP2V変換でバーチャルマシンに変換可能だ。オンラインP2V変換では、変換元コンピュータが稼働中の状態で、VSSによりバックグラウンドでディスクイメージが取得される。
今回は、オンラインP2V変換を試してみるため、Windows Server 2003 R2 SP2がインストールされた物理コンピュータを用意した。物理メモリは768MBで、64GBのIDEハードディスクを搭載し、1つのネットワークアダプタを持つ構成だ(画面15)。
| 画面15● 変換元となる物理コンピュータは、Windows Server 2003 R2 SP2を実行し、768MBの物理メモリ、64GBのIDEハードディスク、1つのネットワークアダプタを持つ |


