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[米国]
【Net Applications調査】
2008年12月のOS利用シェア、Windowsが2カ月連続で減少、Macは10%に近づく
Windowsの利用シェアが過去4年間で最大の減少幅を記録
(2009年01月05日)
インターネット利用動向調査などを手がける米国Net Applicationsが1月2日に発表した2008年12月のOS利用シェア調査によると、MicrosoftのWindowsは2カ月連続でシェアを1ポイント近く減らし、過去最低を更新した。これに対し、AppleのMac OS Xのシェアは、同社がOS利用動向調査を始めて以来最大の伸びを記録し、初めて10%近くに達している。
| 2008年12月のOS利用シェア調査データ(Net ApplicationsのWebサイトより) |
Net Applicationsによれば、2008年12月に同社の調査対象Webサイトを訪問したネット・ユーザー全体のうち、Windowsマシンを使っていたユーザーの割合は88.7%で、11月と比べて0.94ポイント減少した。
Windowsのシェアは2008年11月にも0.84ポイント減少しており、これでWindowsのシェアは2カ月連続で、同社調査における過去4年間の最大の減少幅を記録したことになる。2008年11〜12月の2カ月間でWindowsのシェアは合計1.8ポイント減少しており、2カ月間の減少幅としては、それまで過去最大だった2007年12月〜2008年1月の合計0.92ポイントの2倍近くに当たる。
なお、前年同月比で見るとWindowsのシェアは3.1ポイント減少しており、減少率は3.4%だった。
一方、Windowsのシェアを奪う形で、AppleのMac OS Xのシェアが上昇している。Mac OS Xのシェアは2008年11月、12月の2カ月連続で過去最大の伸びを記録。12月の伸び幅は前月比0.76ポイントとなり、シェアは9.6%に達した。同OSのシェアが9%を超えるのは、Net ApplicationsがOS利用動向調査を開始して以来初めて。
Windowsとは対称的に、Mac OS Xは2008年11〜12月の2カ月間で過去最大の伸びを記録した。Mac OS Xのシェアはこの2カ月間に合計1.4ポイント上昇しており、これは過去最大の伸び幅だった2006年9〜10月の0.9ポイントよりもかなり大きく、2007年11〜12月に記録した0.73ポイントの2倍近くに当たる。
なお、Mac OS Xの前年同月比のシェアは2.3ポイント伸びており、伸び率は31.7%だった。
Net Applicationsは、2008年12月のWindowsのシェア低下とMac OS Xのシェア上昇には季節的要因が働いている面もあるとしている。「12月にはクリスマス休暇があり、職場よりも自宅でネットを使う割合が相対的に大きくなる。このため、ホーム・ユースが大きな比率を占めるMacのようなOSの利用シェアが高くなる」(Net Applications)。
また、Net Applicationsのマーケティング担当上級副社長、ビンス・ビザカーロ(Vince Vizzaccarro)氏は先月、2008年11月のWindowsのシェア低下は、土・日曜日の日数が多い月だったほか、感謝祭の休日(米国では11月の第4木曜日)があったためだと説明していた。Net Applicationsの調べによれば、職場以外のコンピュータからネット閲覧を行う機会の多い時期には、Windowsの利用シェアは常に低下する傾向が見られる。Windowsのシェアは、家庭よりも企業で圧倒的に高いためだ。
それでも、2008年11〜12月における1.8ポイントの減少幅は、過去3年の同時期と比べ2倍以上である。2007年の同時期は0.7ポイント減、2006年は0.45ポイント減、2005年は0.51ポイント減にとどまっていた。
なお、2008年のほかの月と同様に、12月のWindowsの12月のシェア低下はWindows XPが足を引っ張った側面が大きいという。約7年前にリリースされたWindows XPの12月のシェアは、前月比1.1ポイント減だった。一方、Windows Vistaのシェアは前月から微増し、21%強となっている。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
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