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【INTEROPERABILITY FORUM】
「仮想化によるWindows/Linux相互運用」がもたらす価値とは
ノベルとマイクロソフトが共同で進める、相互運用性確保の新アプローチ
(2008年05月15日)
ビジネスのスピードを高めることが
仮想化導入の最大のバリューに
同コンファレンスを締めくくるパネル・ディスカッション「徹底討論:サーバ仮想化のビジネスバリュー」では、パイオニアの中村氏、ノベル 営業本部 テクノロジースペシャリストグループ シニアマネージャーの風間徹哉氏、マイクロソフトの吉川氏、インテル マーケティング本部 デジタルエンタープライズグループ 統括部長の徳永貴士氏の4名がサーバ仮想化によって、どのようなビジネスバリューが生まれるかを話し合った。
モデレータの福田悦朋氏(IDGジャパン 発行人)が提示した最初のテーマは、「サーバ仮想化による運用管理の簡素化」だ。中村氏は、「論理サーバの集中管理によって、簡素化は実現できる」としたうえで、物理サーバ単位のライセンス方式と仮想化前提のサポート体制が必要になると述べた。
この中村氏の発言を受けて、風間氏は、「SUSE Linux Enterprise Serverは物理サーバ単位のサブスクリプションを採用している」、吉川氏は、「Windows Server 2003以降、Datacenter Editionでは無制限、Enterprise Editionでは4論理サーバまでが含まれている」とそれぞれ説明。さらに、「仮想化を前提としてサポートには、ベンダー間の協調体制も重要です」(吉川氏)と付け加えた。
| 中村氏(パイオニア)、風間氏(ノベル)、吉川氏(マイクロソフト)、徳永氏(インテル)の4名によるパネル・ディスカッションでは、それぞれの立場からサーバの仮想化によるビジネスバリューが語られた |
第2のテーマ「サーバ仮想化に適したハードウェア」では、徳永氏が、「2005年以降、インテルのプロセッサには仮想化支援機能『インテルVT』が搭載されている」と説明。当面はサーバ統合、将来的にはダイナミックロードバランシングや災害復旧に使われることを目指していると述べた。また、吉川氏は、「今後の仮想化OSは特定のハードウェアに依存しないものになっていく」、風間氏は「今後、仮想化はソフトウェアとハードウェアが一体となって発展していくだろう」とそれぞれの見解を示した。
最後のテーマ「サーバ仮想化のビジネスバリューと将来」に、中村氏は、「ビジネスに必要なサーバをすばやく導入できることが、仮想化の最大のメリット。少しでもコストを削減すれば経営層の理解も得やすい」と体験談を披露した。徳永氏は、「システム拡張の容易性」、吉川氏は、「ビジネススピードへの追随およびドライブ」、風間氏は、「導入のしやすさとデータセンターの自動化」を仮想化のビジネスバリューとして挙げた。
| デモブースでは、マイクロソフトやノベルの担当者が来場者からの質問に答えていた(写真左・中)/IT基盤の仮想化や相互運用環境の現状を知るべく、多くSIベンダーやユーザー企業の担当者が来場した(写真右) |
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