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オープンソース

[米国]
サン、仮想化ハイパーバイザ「xVM Server」のソースコードを公開

管理コンソール「xVM Ops Center」の第2版も同時リリース

(2008年09月11日)

 米国Sun Microsystemsは9月10日、オープンソースの仮想化ハイパーバイザ「xVM Server」のコードを公開した。xVM Serverはこれまでベータ版として一部ユーザーを対象に限定的に提供されてきたが、同日よりだれでもダウンロード可能となった。サポートやアップデート、パッチ配布などの有償サービスが付帯する商用版は、今年10月から1サーバ当たり年間500ドルで販売される予定。

xVM Serverのメイン・ページ

 SunのxVM担当バイスプレジデント、スティーブ・ウィルソン(Steve Wilson)氏によれば、xVM Serverは、Windows、Linux、SolarisなどのOSを、Sun、米国Hewlett-Packard(HP)、米国IBM、米国Dellなどが提供するx86ハードウェア上で仮想化して実装できるという。

 Sunのサーバ仮想化戦略はこれまで、同社OSと「Sparc」チップセットに重点を置いていたが、仮想化製品ライン「xVM」の提供を機に方針を転換したとウィルソン氏は語る。「サーバ仮想化分野には、より積極的に関与していこうと考えている。サーバ仮想化に対する取り組みはずいぶん前から始めていたものの、基本的には当社のプラットフォームがその中心にあった」(同氏)

 一方、Sunはこの日、物理および仮想サーバ両方を管理する仮想サーバ管理コンソール「xVM Ops Center」の第2版もリリースした。新版では、仮想マシンの生成やストレージ管理、仮想サーバ上で稼働しているアプリケーションを物理デバイスなどへ移動させるxVMの動的マイグレーション機能が簡単に利用できるようになっている。同機能はxVM Serverのオープンソース版にも搭載されているが、Ops Centerを併用すればさらに容易に活用できるとウィルソン氏は説明した。

 ウィルソン氏によると、xVM Serverはオープンソースのハイパーバイザ「Xen」をベースにしているが、オープンソースOSのOpenSolarisからもいくつかの技術を採用したことで、可用性や耐障害性、アップデートの利便性などが向上したという。

 同製品のソースコードを提供することにより、開発者はxVM Server管理レイヤをさらに強化できるようになるとSunは期待している。

 同社は今月に入り、デスクトップ仮想化ソフトウェアである「xVM VirtualBox」の新版もリリースするなど、仮想化分野において活発な動きを見せた(関連記事)。来週には米国ラスベガスで米国VMware主催のユーザー・コンファレンス「VMworld 2008」が開幕し、ベンダー各社から数多くの仮想化関連製品が発表される見通しとなっている。

(Jon Brodkin/Network World米国版)




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