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[米国]
OSDL、「Patent Commons(特許共有地)」ライブラリを開設
(2005年11月15日)
Open Source Development Labs (OSDL) は11月15日、8月に発表していたオープンソース開発者のための「Patent Commons(特許共有地)」プロジェクトの基盤となる、オンライン参照ライブラリをhttp://www.patentcommons.org/に開設した。
このライブラリは、オープンソース・コミュニティでの使用を許された特許やその他の知的財産に関する情報を1つに集めたもの。アクセスは無償。会社または個人が、特許の所有権は放棄しないが、特定の特許権を主張しないこと、もしくは、特定の技術標準に基づいたソフトウェア実装に対して特許権を主張しないことを誓った技術について、詳細情報が収められている。
「従来は、この種の情報にアクセスできるベンダー中立的な場所がなかった。私たちの基本目標は、その情報をアクセス容易にすることだ」と、OSDLの法務顧問、ダイアン・ピーターズ氏は14日の電話取材で語った。
ピーターズ氏によると、このライブラリは、5つの相互リンクしたデータベースからなっており、その内容を複数の異なる方法で検索することができる。第1に、特許やその他の知的財産の提供(寄与)者の名前による検索が可能である。現在は、CA、エリクソン、IBM、ノベル、レッドハット、サン・マイクロシステムズがリストされている。
第2のデータベースは、各社の誓約の種別(オープンソースのソフトウェア特許に関するもの、オープン標準に関するもの、など)による検索が可能であり、種別は異なる記号で示される。第3に、特許自体を検索するためのデータベースがある。第4のデータベースは、標準規格や技術(Linuxカーネル、OpenDocument、一連のWebサービスなど)による検索ができる。
第5は、その他の法的ソリューション(オープンソース・ライセンスや免責プログラムなど)のデータベースだが、、15日の時点ではまだ使用できないもようだ。
このライブラリのデータベースに登録されている特許の数は、1月にオープンソース・コミュニティに500件開放したIBMがダントツである。また、特許権非主張(特許非係争)の宣言や約定によって支えられる技術標準も、12件以上登録されてている。
Patent Commonsプロジェクトでは、次の段階として予定していることの1つは、拠出者に標準フォーマットを使用させることである。現段階では、「早く稼動開始することを優先させた。まだ拠出者が多くないので、検索速度に問題はない」(ピーターズ氏)
またピーターズ氏は、Patent Commonsプロジェクトを、先週発表された「オープン・インベンション・ネットワーク(Open Invention Network:OIN)」と対比して、OINでは純粋にLinuxに関係した特許を積極的に収集して、それらを他社との間でクロスライセンスしようとしているのに対し、「私たちのアプローチは、オープンソース・ソフトウェア全般を支持・サポートするよう人々を促すことだ」と語った。
(Originally reported by China Martins, IDG News Service 11/15/2005)
(IDG News Service)
















