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[米国]
GPL Version 3(GPLv3)のドラフト第1版が来年1月に公開へ
(2005年12月02日)
非営利団体のフリー・ソフトウェア・ファウンデーション(FSF)とソフトウェア・フリーダム法律センター(SFLC: Software Freedom Law Center )は11月30日、フリー・ソフトウェア・ライセンス規約の改訂版「GNU General Public License Version 3(GPLv3)」の策定作業の進捗状況について明らかにした。
それによると、来年(2006年)1月16〜17日に米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)で開催されるイベント「International Public Conference for GPLv3」中に、GPLv3のドラフト(討議草案)第1版が公開される運びとなった。
GPLv3の正式版のリリースは従来から再来年(2007年)春に予定されており、ドラフトの検討(レビュー)プロセスには来年いっぱいかかる見通し。
FSFでは、公開したドラフトに対してオープンソース・コミュニティからのコメントを求め、GPLv3の文言や内容のさらなる改良にとりくんでいく。来年夏までにドラフト第2版が、秋までに最終ドラフトが策定される見込みだ。
GPLは、オープンソース・ソフトウェア開発者によって最も広く使われているソフトウェア・ライセンス規約。FSFのエグゼクティブ・ディレクター、ピーター・ブラウン氏は、この改訂版の策定作業は、1991年に現バージョンのGPL Version 2(GPLv2)を発表して以来、「過去15年間」継続して行われてきたと語っている。
ブラウン氏によると、GPLv3での変更点には、GPLの法的枠組みの根幹を大きく変えるようなものは含まれない予定だが、現行のGPLv2に含まれているが不要になった条項の削除や、ソフトウェア配布プロセスにインターネットか大きな役割を果たすようになったことに伴う、文言の見直しなどが含まれるという。ちなみに、GPLv2では、インターネットを介したダウンロードではなく、ディスクによる配布を想定していた。
またブラウン氏は、もう1つの課題として、他のオープンソース・ソフトウェア・ライセンスとの互換性を高める必要性を挙げた。
一方、非営利団体のオープン・ソース・イニシアティブ(OSI:Open Source Intiative)の代表で、著名なオープンソース提唱者であるエリック S. レイモンド氏は、この改訂によって、従来のGPLに見られた冗長な言い回しが削除・簡潔化されることを望んでいると表明している。
(Computerworld (US))
- フリー・ソフトウェア・ファウンデーション(FSF)
- http://www.fsf.org/
- ソフトウェア・フリーダム法律センター(SFLC: Software Freedom Law Center)
- http://www.softwarefreedom.org/
- オープン・ソース・イニシアティブ(OSI:Open Source Intiative)
- http://www.opensource.org/
















