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[米国]
Ajaxツールの開発を推進する新たなイニシアチブが誕生
(2006年02月01日)
IT業界の有力ベンダー各社は2月1日、Ajax(Asynchronous JavaScript and Extensible Markup Language)の普及を促進する新たなイニシアチブ「Open Ajax」を結成したことを明らかにした。Ajaxは、Webアプリケーションの速度や使いやすさをデスクトップ・プログラム並みに向上させるためのソフトウェア開発ツール/標準仕様群である。
Open Ajaxには、IBM、グーグル、BEAシステムズ、オラクル、モジラ・コーポレーション、ヤフー、レッドハット、ジンブラ、EclipseファンデーションなどIT業界を代表する多くのベンダーが参加している。ただし、活動内容の詳細は明らかにされていない。
同イニシアチブは、Ajaxを、あらゆる機器やWebブラウザ、開発ツール・セットに対応するオープンな技術セットに進化させることをミッションとして掲げる。
Ajaxは、その名が示すとおり、標準技術をベースにしている。生みの親のジェシー・ジェームズ・ギャレット氏は、Ajaxを命名した2005年2月のエッセイの中で、XMLやCSS(Cascading Style Sheets)などの標準技術を中核要素として挙げている。
ギャレット氏の輝かしい業績は、グーグルの「Google Maps」や「Gmail」などのアプリケーションにこれらの技術が利用され、軽快でエレガントな機能を実現していることによって証明されている。
Open Ajaxは会議を開催することもなく、公式の計画や理念も持たない。その代わりにイニシアチブの会員は、Ajaxの開発を促進するという共通目標を達成するために非公式に協力する。
ジンブラの社長、スコット・ディッゼン氏は、Open Ajaxに参加した目的を、オープンソース・ベースの優れたAjaxプラットフォームを構築するためだと説明する。同氏は、Ajaxベースの独自のプログラミング・フレームワーク「Atlas」を所有するマイクロソフトなどによってAjaxのオープンな取り組みが歪曲されることを危惧している。
ジンブラは、開発者へのAjaxの普及を促進するために、ApacheおよびMozillaパブリック・ライセンスの下でAjaxランタイム・ツールキットを公開している。同キットには、オブジェクト指向のJavaScriptクラス・ライブラリ、イベント・フレームワーク、コミュニケーションズ・ツールが含まれている。
また、IBMも社内向け開発ツールの一部を一般開発者向けに公開しており、複数のAjaxランタイム・ツールキットに対応するAjaxツールキット・フレームワークをEclipseファウンデーションに寄贈している。
ジンブラのディッゼン氏は、Ajaxツールをさらに進化させ、プログラミング知識を持たないWebデザイナーもAjax開発コミュニティに参加できるようにしたいと考えているという。
(IDG News Service ニューヨーク支局)
















