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[米国]
Firefox支持者が“打倒IE”の過激なキャンペーンを展開

(2006年04月26日)

 米国マサチューセッツ州の自称「政治活動家」グループが、マイクロソフトの「Internet Explorer(IE)」からモジラの「Firefox」に切り換えるよう訴える過激なキャンペーンを開始した。

 同グループのWebサイトによると、「Explorer Destroyer」と呼ばれるこのキャンペーンは、Google ToolbarからFirefoxを1回紹介するたびにユーザーに1ドルを支払うというグーグルの新しいプログラムを利用したものだという。

 同グループは、次のような声明を出している。

 「人々をFirefoxに移行させたいと考えている皆さん、今こそ真剣に考える時です。グーグルは、あなたが新規Firefoxユーザーを1人紹介するたびに1ドル払ってくれます。今こそ、あなたの理想を前進させ、ポップアップとスパイウェアの地獄から人々を救い出し、少なからぬお金を手に入れるチャンスなのです」

 グーグルにこの件に対するコメントを求めたところ、返答が得られなかった。しかし、同社は実際に、Google Toolbarを使ってFirefoxの新規ダウンロードを促すWebサイトに対し、ダウンロード・ユーザー1人につき一律1ドルの紹介料を提供している。

 一方、Explorer Dstroyerのキャンペーンを打ち出したこのグループは、Webサイトのオーナー向けに、IEを使っているビジターを検知するためのスクリプティング技術を提供している。この技術を導入したサイトにIEの利用者がアクセスすると、サイト上でFirefoxをダウンロードするよう促す案内が表示される。そのWebサイトのオーナーがグーグルの広告配信プログラム「AdSense」に登録していれば、ビジターがIEからFirefoxに切り換えた時点で紹介料を受け取れるしくみになっている。

 サイトのオーナーがページに組み込むことのできる案内には、「穏当に推奨」、「少し強く推奨」、「強く推奨」の3つのタイプがある。

 「穏当に推奨」タイプの場合、IEを使っているビジターに対し、ページの一番上にFirefoxのダウンロードを奨励するバナーを表示する。「少し強く推奨」タイプのサイトでは、Firefoxのダウンロードを促すスプラッシュ・ページが開き、Firefoxのダウンロード・ページへのリンクもしくはモジラのWebサイトへのリンクが表示される。

 「強く推奨」タイプのサイトでは、IEの利用者がアクセスしようとしてもページを閲覧することができず、サイトを見るにはFirefoxをインストールする必要があるというメッセージが表示される。なお、このタイプのサイトをクリックした際にどのように表示されるかというメッセージのデモが、Explorer Dstroyerのキャンペーン・サイトに用意されている。

 一方、Explorer Destroyerグループは、スクリプトのダウンロードや、詳細な情報を閲覧できるWebサイトに加え、IEをパロディ化し、Firefoxへの切り替えを促す根拠を示したWebサイトも開設している。

 モジラの広報担当者は、同グループの活動に関するコメントを拒否している。また、マイクロソフトからもこの件に関するコメントは得られなかった。

(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service サンフランシスコ支局 2006年4月25日配信)




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