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[米国]
バーチャルアイアン、Xenベース仮想化ソフトウェアの新版をリリース

(2006年10月13日)

 米国バーチャルアイアンは今年10月11日、ヴイエムウェア製品と真っ向から競合する仮想化ソフトウェアの新版「Virtual Iron 3.0」をリリースした。

 Virtual Iron 3.0は、ゼンソースの仮想マシン・モニタ「Xen」をベースにしており、インテルやAMDが提供するハードウェア仮想化技術を標準でサポートした。これにより、仮想化レイヤの構築にあたってのゲストOSの修正は必要なくなった。ただし、AMDの仮想化技術のサポートについては、まだ「実験段階」にあるという。

 対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 4とSuSE Linux Enterprise Server 9(いずれも32ビット版/64ビット版)。同製品のバージョン3.1では、Windowsをサポートする予定となっており、まもなく3.1のベータ版が完成する見込みだ。

 Virtual Iron 3.0は、次の3エディションから構成される。

  • Professional Edition:無償。単一仮想化ノード(最大2ソケット)のパーティショニングと基本管理機能
  • Consolidation Edition:複数サーバのパーティショニングと基本管理機能
  • Enterprise Edition:複数サーバのパーティショニングと、迅速なプロビジョニング、高可用性、ディザスタ・リカバリ、ワークロード管理、ポリシーベースの自動化に対応した高度な管理機能

 こうした製品構成は、マーケット・リーダーであるヴイエムウェアの方法を踏襲したものだ。同社は、エントリー版を無料で提供する一方で、エンタープライズ環境に対応する機能を備えた主力製品「ESX Server」を高価格で提供している。しかし、マイクロソフトの「Virtual Server 2005」が無償化されるなど、価格競争が激しくなるなか、ESX Serverの価格はCPU 2個当たり3,800ドルから1,000ドルへと値下げされた。

 バーチャルアイアンの創業者でCTO(最高技術責任者)を務めるアレックス・バシレフスキー氏は、Virtual IronがXenをベースにしている理由について、自身のブログで次のように述べている。

 「現行の仮想化ソフトウェア製品は、Xenよりも数年先を行っているが、この差はすぐに縮まるだろう。Xenがハードウェア仮想化技術をサポートしたことで、ヴイエムウェアの数年間にわたる開発努力は無に帰したと言える。また、Xenプロジェクトとそのエコシステムは十分な成熟度に達している。Xenは、サーバ仮想化の事実上の標準として台頭しつつあるのだ」(バシレフスキー氏)

(マネク・ドゥーバーシュ/Techworld オンライン英国版)




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