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[米国]
VAソフトウェア、ソースフォージに社名変更しオンライン広告ビジネスに専念
SFEE事業の売却に伴いソフトウェア事業部門を廃止
(2007年05月25日)
米国VAソフトウェアは5月24日、社名をソースフォージ(SourceForge)に変更したと発表した。Linux草創期のディストリビューターとして名をはせた同社は、これを機にソフトウェア事業部門を廃止し、オープンソース・プロジェクトのホスティング・サイトであるSourceForge.netや、ニュース・アグリゲータ・サイトのSlashdot.orgでのオンライン広告ビジネスなどに専念する。
ソースフォージによると、今回の決定は、従来のソフトウェア・ビジネスが、オンライン広告を財源とするサービスへと移行しつつあることに対応したものだという。同社は今年4月(当時はVAソフトウェア)、コラボレーティブ・ソフトの開発ベンダーであるコラブネットとの間で、コラブネット株の所有権と引き換えにコラボレーティブ・プラットフォーム「SourceForge Enterprise Edition(SFEE)」の事業を譲渡することで合意している。
ソースフォージは今後、SourceForge.netなどでの広告売上げや、いわゆるオタク(geek)向けの電子商取引サイトであるThinkGeekでの商品売上げを主な収益源とする予定だ。
同社にはこれら以外に、もう1つのオープンソース・プロジェクト・サイトであるFreshmeat.netや、Linuxリソース・サイトのLinux.comといった資産もある。
VAソフトウェアは、1993年にVAリサーチとして設立され、その後社名をVAリナックス・システムズに改称。Linux草創期のディストリビューターの1社であり、1999年12月の新規株式公開(IPO)時に株価が299ドルに高騰したことでも有名だ。同社のLinuxビジネスはまもなく勢いを失ったが、SFEE関連事業やSourceForge.net運営などで収益を上げてきた。
SourceForge.netは、同社が運営するサイトの中で最も認知度の高いブランドである。同サイトは10万以上のオープンソース・プロジェクトをホスティングし、100万人以上の登録ユーザーを擁している。
ソースフォージは同日、2007会計年度第3四半期(4月30日締め)の業績も発表した。それによると、同四半期の売上高は1,030万ドルで、前年同期の790万ドルから30%も増加。一方、ソフトウェア事業の売上げを主体とする純利益は650万ドルだった。
なお、同社は過去数年間赤字続きだったが、2006年1月31日締めの2006会計年度第2四半期に初めて黒字を計上した。
(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service ニューヨーク支局)
- 米国ソースフォージ(旧社名:VAソフトウェア)
- http://web.sourceforge.com/