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[世界]
【Net Applications調査】
Firefoxが4カ月連続でシェア拡大――2月のブラウザ市場は17.3%を占有
IE 8で巻き返しをねらうMicrosoftにとってはIE 6ユーザーが足かせに
(2008年03月04日)
米国Net Applicationsは3月2日、米国MozillaのWebブラウザ「Firefox」が2月のブラウザ市場で17%以上のシェアを獲得したと発表した。オープンソース・ブラウザであるFirefoxは、4カ月連続でシェアを拡大したことになる。
Net Applicationsは、世界中の4万件に達するWebサイトに対して2月にアクセスしてきたブラウザの種類を調査した。その調査結果によると、全ブラウザのうち17.3%がFirefoxからのアクセスであったという。この数値は、2008年に入ってからは0.25%、2007年10月からは2.3%の上昇となる。Firefoxは、ここ4カ月で毎月シェアを拡大させている。
| 2月のブラウザ市場シェア |
現在、ベータ・テスト中のFirefox 3.0に関しても順調にシェアが拡大している。Mozillaの開発者は、先ごろFirefox 3.0ベータ4の改良中断を発表しており、今後、新たにベータ版を追加するか、リリース候補版の開発に移行するかは、米国時間3月4日に方針が決まる予定である。
一方、Firefoxと同様、ここ最近シェアを拡大しているAppleのSafariは、2月に関しては振るわなかった。Mac OS Xの標準ブラウザであるSafariは、1月のシェアは5.8%であったが、2月は5.7%とやや落ち込んだ。それでも、前年同期からは約1%増加している。
FirefoxとSafariに加えて、Opera SoftwareのOperaは、MicrosoftのInternet Explorer(IE)の牙城を少しずつ切り崩している。2月に使用された全ブラウザに占めるIEの割合は74.9%と依然として高いシェアを誇るものの、8カ月連続で縮小している。ちなみに1年前には、IEのシェアは79.4%あった。
IE 7の利用率は、1月が43.9%、2月が44%とわずかではあるが上昇している一方で、前バージョンのIE 6も依然として高い人気がある。Net Applicationsが監視しているWebサイトを閲覧したユーザーの30.6%が、登場してから7年になるIE 6を使用していたという。
Microsoftは、3月5日からラスベガスで開催するWeb開発者向けコンファレンス「MIX08」でIE 8を発表する予定だが、こうした市場環境が同社にとって足かせとなっている。開発者や競合各社が求めているように、インターネットの標準技術に準拠しつつ、IE 6をサポートする無数のWebサイトとの互換性も保たなければならないからだ。IE 8は、すでに一部のベータ・テスターに配布され、一般提供もまもなく開始すると言われている。
社外からの声やGates会長の指示に応えるためか、Microsoftは2007年12月にIE 8の詳細を部分的に公開した。それ以降、同社の開発者は定期的にIEBlogでIE 8の情報を更新している。1月末に最新の書き込みを行ったIEプラットフォーム・アーキテクトのクリス・ウィルソン(Chris Wilson)氏は、IE 8とともに発表される新機能「super standards」モードについて言及した。このニュースに関しては、これを厳しく批判するWeb開発者もいれば、同社の立場に理解を示しつつ、同モードをデフォルトで有効にすることを求める者もいる。
(Gregg Keizer/Computerworld 米国版)
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