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[世界]
【Net Applications調査】
4月のブラウザ市場、IEのシェア急拡大はキャンペーンが原因
「FirefoxとSafariのシェア下落幅は小さい」とネット・アプリが指摘
(2008年05月08日)
米国Net Applicationsは5月7日、同社が先ごろ公開したWebブラウザ調査の結果について、Mozillaの「Firefox」とAppleの「Safari」のマーケット・シェアが今年4月に大きく落ち込んだのは、Microsoftの「Internet Explorer(IE)」ユーザーのみを対象とした大規模キャンペーンが展開されたことによる“データのゆがみ”が原因と説明した。
| Webブラウザのマーケット・シェアを掲載しているNet Applicationsのサイト |
同社によると、FirefoxとSafariのシェア下落幅は、当初の発表よりもかなり小さいという。Net Applicationsのマーケティング担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、ビンス・ビザカーロ(Vince Vizzaccaro)氏は、「少数のサイトが、IEユーザーのみをターゲットにした非常に大規模なマーケティング・キャンペーンを実施したことで、4月の解析データにゆがみが生じた」と語った。
Vizzaccaro氏は、このキャンペーンを実施した企業の名前を明らかにせず、「Microsoftとはまったく無関係」とだけ述べた。
何者かがNet Applicationsのシステムを「操作」しようとする試みは、これまでにも何度かあったが、今回のケースがこれに該当する可能性は低いとVizzaccaro氏は見ている。
Net Applicationsは、約4万のビジネスWebサイトのトラフィックを解析し、これらのサイトにアクセスするために使用されたブラウザやOSの種類などを集計したデータの一部を公表している。同社のWeb解析システムには、調査対象のサイトで異常なトラフィックが発生した場合に警報を出すフィルタが導入されているが、今回のキャンペーンは複数のサイトで実施されたため、中身を精査することなくデータを公表してしまったという。
Net Applicationsは先週、4月のブラウザ市場シェアを発表し、Firefoxは前月比0.8%減の17%に、Safariは0.3%減の5.5%にそれぞれ落ち込み、IEは1.2%増の76%を記録したとしていたが、同社はデータを修正し、Firefoxのシェアは前月比で0.07%減、Safariは0.01%減、IEは0.03%増と変更した。
Vizzaccaro氏は、4月のデータに対するMozillaからの問い合わせが、データを見直すきっかけになったとしている。「Mozillaと共同で調査した結果、一部のサイトで大幅なトラフィックの増大が発生していたことを突き止めた」(同氏)
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
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