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PC/クライアント
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【解説】
続々登場する「低価格ノートPC」――企業クライアントとしての価値を探る
「Netbook」や「ミニノート」がオフィスを席巻する日は到来するのか
(2008年08月15日)
企業クライアントPCの潮流として、低価格モデルと付加価値モデルの2極化が強まっている。特にノートPCでは、Intelが「Netbook」と呼ぶ“超低価格ノートPC”が次々と登場し、低価格化の動きにますます拍車がかかろうとしている。だが一方で、セキュリティ機能やモビリティ性、環境対応といった付加価値型ノートPCにも高い関心が集まっている点も見逃せない。本稿では、にわかに活気づく超低価格ノートPCの最新動向を眺めながら、企業クライアントとしての利用価値を探ってみる。
大河原克行
拡大傾向が続く企業向けPC市場
IT市場調査会社のIDC Japanによると、2007年第4四半期(2007年10月〜12月期)における企業向けPCの国内出荷台数は、前年同期から9.1%増加し、5四半期ぶりにプラスに転じた。最新データとなる2008年第1四半期(1月〜3月期)でも、「円高によりSMB(小・中規模企業)向けの需要が伸び悩んだ」(IDC)ものの、企業向けPCの国内出荷台数は前年同期から2.3%増加しており、引き続き堅調な成長を持続している。同社は、「2008年は企業向けPCの買い換え需要が促進され、それがPC市場全体をプラス成長に導く」との見通しを示している。
企業でクライアントPCの導入意欲が高まっているのは、別の調査リポートからも見てとれる。
ユーザー企業が加盟している日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が、大手企業の情報システム部門などを対象に実施した企業IT動向調査によると、IT投資が増加すると回答した企業の割合から減少すると回答した企業の割合を引いたDI値は、2007年度に38を記録した。「これから当面の間、2007年度がIT投資の最も活発だった1年だと言えるほど高い値」(JUAS)だったのに加え、2008年度のDI値も15となり、IT投資を積極化する企業が引き続き多いことが明らかになっている。なかでも、業績が悪化している企業のIT投資が減速していない点は、注目すべき傾向である。
ほかにもJUASの調査によると、クライアントPCの導入を増やしていくと回答した企業は、2007年度で59%、2008年度で53%と半数以上に達しており、そのDI値でも2007年度には56、2008年度は49と高い水準を維持している。
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