【 ここから本文 】
PC/クライアント
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[欧州]
【XiTi Monitor調査】
Firefox、欧州で28%の市場シェアを獲得
IEの牙城をジワジワと浸食?
(2008年01月30日)
Webに関する各種指標を解析しているフランスのXiTi Monitorは1月29日、欧州における昨年12月のWebブラウザ市場動向を発表した。それによると米国Mozilla Foundationが提供する「Firefox」の市場シェアは、前年同月比より約5ポイント増の28%に達したという。
この調査は欧州32カ国を対象に行われたものである。国別で見ると、12月末の時点でFirefoxの市場シェアが最大だったのはフィンランド(45.4%)で、以下、スロベニア(44.6%)、ポーランド(42.4%)、スロバキア(41.2%)、ハンガリー(40.3%)と続いている。
人口が多い国のFirefoxの市場シェアを見ると、ドイツが34.2%、フランスが25.8%、英国が17.2%だった。ちなみにFirefoxの市場シェアが最小だったのはオランダで、14.7%だった。
| 欧州各国におけるFirefoxの市場シェア(出典:XiTi Monitor) |
一方、米国Microsoftの「Internet Explorer(IE)」の市場シェアは、前年同月比0.8ポイント減の66.1%だった。なお、ノルウェーのOpera Softwareが提供する「Opera」は3.3%、米国Appleの「Safari」は2.0%だった。
今回の結果は、米国を拠点とする同様の調査機関が発表している調査結果とかなりの乖離があるようだ。米国の調査機関は、XiTi MonitorよりもFirefoxの市場シェアを少なく見積もる傾向がある。
例えば米国Net Applicationsは、世界における昨年12月のFirefoxの市場シェアを16.8%としている。一方、XiTi Monitorが発表した同月の市場シェアは、オセアニアが31.1%、北米が21.0%、南米が20.2%、アフリカが16.6%、アジアが16.5%だった(XiTi Monitorは全世界の市場シェアを発表していない)。
またXiTi Monitorによると、Firefoxの最新版はIEの最新版である「IE 7」と比べ、ユーザーに多く受け入れられているという。XiTi Monitorは「昨年12月の時点で、Firefoxユーザー全体の93%が最新版のFirefox 2.0を利用している。一方、IE 7を利用しているのは、IEユーザー全体の46%にすぎない。Firefox 2.0もIE 7も正式リリースから1年強という同条件であるにもかかわらず、ここまで差がつくのはIE 7が苦戦している証拠だ」と指摘している。
なお、現在MozillaはFirefox 3.0の開発に取り組んでおり、昨年12月にはFirefox 3.0 ベータ 2をテスターと開発者向けにリリースしている。
(Gregg Keizer/Computerworld オンライン米国版)
- XiTi Monitor(フランス)
- http://www.xitimonitor.com/
- 米国Mozilla Foundation
- http://www.mozilla.org/
[世界]【Net Appli調査】シェアを伸ばすVista、Windows XPからの移行は順調?

WebユーザーのOS利用率で明らかになった、Vistaの“普及度”
[世界]【ネット・アプリ調査】ブラウザ市場でIE 7の勢いにかげり――シェアの伸びが急速に鈍化

Vistaのリリースも好影響を及ぼさず
オペラ、マイクロソフトとのシェア争いが本格化



