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【APC Schneider Electric Technology Center】
巨大なテスト・センターが示す、データセンター効率化に向けたAPCの“メッセージ”

グリーンITを実践するためのあらゆる検証環境を整備

(2008年06月30日)

「Schneider Electric Technology Center」は、米国APCが2007年10月にミズーリ州セントルイスに開設した大型テスト・センター施設だ。自社製品のテスト環境からデータセンター管理者のトレーニング、顧客へのテスト環境のリース提供など、巨大な施設内には、これまで同社が蓄積してきたデータセンターの効率化に向けたノウハウが凝縮されている。APCは5月28日、日本のプレス向けに初めて同施設の内部を公開した。以下、その模様をお伝えする。

山上朝之
Computerworld編集部

“仮想データセンター”を構築できる巨大テスト・センター

写真1:Schneider Electric Technology Centerの外観。データセンターの従来イメージを覆す、モダンな印象だ

 Schneider Electric Technology Center(写真1)では、データセンター内に設置するIT機器のテストや検証、クーリングのデモンストレーション、社員のトレーニングなどが日々行われている。開設以来、延べ100社の企業が同施設を訪れ、データセンター管理者などのトレーニングをはじめとする視察/見学会が約50回開催されてきた。

 APCがテスト・センター施設を開設した最大の目的は、エネルギー効率の高い“グリーン”なデータセンターの構築を目指す顧客を支援することにある。同施設に隣接するAPCのセントルイス支社は、もともと同社にとってデータセンター向けソリューションの“要”とも言えるクーリング関係のエンジニア・グループの本拠地でもあり、クーリングを中心にエンジニアとの連携が図りやすくなっている。

 Schneider Electric Technology Centerの総床面積は10万平方フィート(約9,300平方メートル)に及ぶ。変電設備を経由して7.5MW(メガワット)の電力を供給できるほか、バックアップ電力として2MWのジェネレータを備えている。加えて、1台当たり1.75MWの冷却能力を誇る水冷式チラーを2台備えるなど、十分な電力・冷却水の供給能力が整備されている。APCのストラテジック・アプリケーション・マネジャー、マーク・タランテリ(Mark Tarantelli)氏は、「電力、冷却水を十分に供給できる能力を備えているため、顧客は仮想的なデータセンターをテスト・ルームに構築し、設備を完全に構築する前にテスト・ドライブを行える」と語る。


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