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[米国]
マイスペース、ユーザーのプロファイルを他SNSと共有へ
MySpace上でデータ変更すると他サイトでも自動更新
(2008年05月09日)
SNS大手の米国MySpaceは5月8日、自社SNSユーザーのプロファイル・データを他のSNSサイトと共有できるようにする「Data Availability」計画を発表した。この計画には、Yahoo!やeBay、Twitter、Photobucketなどの米国企業が参画するという。
同計画が実行されれば、MySpaceへの加入者が自分たちの公開プロファイル・データを他のSNSサイトの人々と共有できるようになる。
MySpaceの共同設立者でCEOのクリス・デウォルフェ(Chris DeWolfe)氏は、記者会見で、「MySpace上のデータを、ユーザーがあらゆるサイトで共有できるようにすることで、MySpaceはインターネット上に浮かぶ孤島という状態から脱却することができる」と語った。
SNSの人気が高まり、多くの人々が複数のSNSサイトに個人のプロファイル・データを登録するようになっている。そんななか、1つのSNSサイトに登録されたデータを他のサイトでもそのまま活用できるようにすることで、同じ情報を何度も入力せずに済むようにしてほしいとの声がSNSユーザーの間で高まっている。MySpaceの計画は、こうした声に応えるものである。
DeWolfe氏は、「個人用のプロファイル・データがインターネット上での“自分のアドレス”になる。壁で囲った庭を作るのがSNSの目的ではない。プロファイルの共有を可能にすることで、ユーザーが自分たちのデータを(自由に)インポートしたり、エクスポートしたりできるようになる」と説明する。
DeWolfe氏によると、この計画は今後数週間以内に実行に移されるようだ。同計画では、プライバシーやセキュリティが考慮されるほか、共有するデータや共有可能なサイトをユーザー側で細かく設定することもできるという。
MySpaceのCOO(最高業務責任者)、アミット・カプール(Amit Kapur)氏は、「目標はMySpaceユーザーが自分自身のコンテンツやデータ、および他人と共有するデータや共有する相手を完全に管理できるようにすることだ」と述べている。
ユーザーがMySpaceの外に持ち出せるデータやコンテンツは、略歴、関心事、好きな音楽や映画、写真や動画などの基本的なプロファイル・データだ。
MySpace上でプロファイル・データに変更を加えると、データ共有設定を行ったサードパーティ・サイトのデータも自動的にアップデートされる。複数のサイトでデータ共有設定を行った場合、サイトごとにアップデートを行うか否かを指定することもできるという。
MySpaceは、技術的なノウハウの乏しい小・中規模のサイトも、この計画に参加できるようにする予定だ。同社は、この計画への参加を望む新たなサードパーティ・サイト向けに、オープン・スタンダードに準拠したツールもリリースするとしている。
MySpaceは、Data Availability計画の一環として、SNSにおけるコンテンツ共有の簡略化を目指す団体DataPortability Workgroupに参加している。MySpaceの技術担当シニア・バイスプレジデント、ジム・ベネデット(Jim Benedetto)氏は、「Data Availability計画こそ、(DataPortability Workgroupが目指す)あらゆる面でのデータ共有を実現するための第一歩である」と述べている。
なお、DeWolfe氏は、ライバルの米国Facebookもこの計画に参加できるのかとの質問に対し、「他のサイトと同様、参加できる」と明言した。
(Juan Carlos Perez/IDG News Serviceマイアミ支局)
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